画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


付録E.1 ドローセットアップ情報の管理方法の考え方

複数のドローセットアップ情報を使用する場合,ドローセットアップ情報を格納するフォルダを指定するかどうかで管理方法が異なります。また,フォルダと定義ファイルの対応づけをどのように指定するかでも管理方法が異なります。ドローセットアップ情報の管理方法の考え方を次の表に示します。

表E‒2 ドローセットアップ情報の管理方法の考え方

管理方法の種類

ドローセットアップ情報と定義ファイルとの対応

運用上の注意事項

フォルダ管理しない(フォルダを指定しない)

ドローセットアップ情報は,すべての定義ファイルで共有します。

  • 定義ファイルごとにドローセットアップ情報を変更する場合は,バックアップとリストアでドローセットアップ情報を入れ替える必要があります。

フォルダ管理する(フォルダを指定する)

フォルダと定義ファイルの対応づけをドローで指定する

ドローセットアップ情報は,共通の定義ファイルごとにフォルダを分けられます。

  • 定義ファイルからドローセットアップ情報への対応づけは,定義リンクファイルに格納されますが,ドローセットアップ情報から定義ファイルへの対応づけは,ユーザが管理する必要があります。

  • 指定したドローセットアップ情報フォルダは,環境ファイル操作のバックアップ・リストアの対象外です。

  • 開発環境を移行する場合,定義ファイルごとの定義リンクファイルも移行する必要があります。

フォルダと定義ファイルの対応づけをマップ名で仮定する

ドローセットアップ情報は,定義ファイルごとにフォルダを分けられます。

  • マップ定義ファイルごとにドローセットアップ情報を設定する必要があります。

  • 指定したドローセットアップ情報フォルダは環境ファイル操作のバックアップ・リストアの対象外です。

ドローセットアップ情報と定義ファイルとの対応を考慮して,ドローセットアップ情報の管理方法を選択してください。