画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


14.5.2 ポップアップメニューエディタの操作

ポップアップメニューエディタを使用する場合は,Windowsの[スタート]にあるプログラム一覧の[XMAP3]−[XMAP3 Developer]−[ポップアップメニューエディタ]を選びます。

[ポップアップメニューエディタ]ダイアログが表示されます。

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) ツリービューでの操作

ポップアップメニューエディタの画面上部には,メニュー項目を編集するツリービューがあります。ツリービューには,ポップアップメニューファイルのメニュー項目がツリー形式に表示されます。ここでメニュー項目を選んで,編集します。なお,メニュー項目は8階層まで指定できます。8階層を超えるとエラーメッセージが表示されます。

  1. メニュー項目を追加,変更または削除する場合

    • 同一階層のメニュー項目を追加する場合

      ツリービューで,追加したい場所の直下のメニュー項目を選びます。

      [追加...]ボタンをクリックすると,[メニューの編集]ダイアログが表示されます。必要な項目を定義してください。

      最下行に追加したい場合は,表示されている最下行のメニュー項目の下の空白行を選んで[追加...]ボタンをクリックしてください。なお,このとき,空白行を選んでEnterキーを押したり,空白行をダブルクリックしたりしても,[メニューの編集]ダイアログを表示できます。

      [図データ]

    • メニュー項目の定義内容を変更する場合

      ツリービューで,変更したいメニュー項目を選びます。[変更...]ボタンをクリックすると,[メニューの編集]ダイアログが表示されます。

      なお,ツリービューで選択したメニュー項目をダブルクリックしたり,メニュー項目を選択してEnterキーを押したりしても,[メニューの編集]ダイアログを表示できます。

      [図データ]

    • メニュー項目を削除する場合

      ツリービューで,削除したいメニュー項目を選んで,[削除]ボタンをクリックしてください。DeleteキーまたはDELキーでも削除できます。なお,削除するメニュー項目に下位のメニュー項目がある場合は,一緒に削除されます。

  2. アクセスキーの桁数を設定する

    アクセスキーの桁数を設定したいメニュー項目の,一つ上の階層レベルのメニュー項目を選択し[変更...]ボタンをクリックすると[メニューの編集]ダイアログが表示されます。[メニューの編集]ダイアログの「下位メニューのアクセスキー桁数」で,1〜4の範囲で桁数を指定してください。

    階層レベル1のメニュー項目のアクセスキーを指定する場合は,「POPUP MENU」を選んで[変更...]ボタンをクリックします。「最上位メニューのアクセスキー桁数」を設定するダイアログが表示されます。1〜4の範囲で桁数を指定してください。

    [図データ]

  3. アクセスキーを補正する

    アクセスキーの桁数の設定に伴って,既存のアクセスキーの桁数を変更しなければならない場合,どのようにアクセスキーの補正をするかを設定します。アクセスキーの補正方法は,[アクセスキーの補正]ダイアログで設定します。

    [図データ]

(a) 注意事項

  • ポップアップメニューファイルを階層構造にすると,ポップアップのメニュー形式を,カスケードメニュー表示や,ポップアップ型およびダイアログ型のリスト表示から選べます。

  • 階層レベルは8階層(01〜08)まで指定できます。

  • 通知コードは,最下位の階層のメニュー項目にだけ設定できます。

  • 同一階層のアクセスキーは,同じ桁数にしてください。

  • 1階層のメニュー項目の和が256項目を超えないようにしてください。

  • 全体のメニュー項目の和が32,000項目を超えないようにしてください。

  • 「ラベル」「選択ラベル」「通知コード」は64桁以内で,「アクセスキー」は4桁以内で指定してください。

(2) リストビュー

ポップアップメニューエディタの画面下部には,リストビューがあります。リストビューには,ポップアップメニューエディタで定義した情報が表示されています。ここでの,メニューの編集はできません。

(3) 既存のポップアップメニューファイルを読み込む

既存のポップアップメニューファイルを読み込む場合は,[ファイルの読み込み...]ボタンをクリックし,表示されたファイルダイアログからポップアップメニューファイルを選びます。読み込むファイルが不正な場合はエラーメッセージが表示されます。既存のポップアップメニューファイルを読み込んだときのエラーの対処方法については,「14.5.3 ポップアップメニューデータの確認」を参照してください。

(4) ポップアップメニューファイルの格納場所

作成したポップアップメニューファイルは,ポップアップメニューファイル格納用のフォルダに保管します。なお,「XMAP3インストールフォルダ\USER\POPMNU」がポップアップメニューファイル格納用フォルダとして用意されています。任意のフォルダにポップアップメニューファイルを格納して運用する場合には,AP実行環境の準備として,XMAP3実行環境の表示・印刷環境ファイルで格納先のフォルダのパスを指定してください。