画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


14.4.1 セットアップ情報反映の機能と用途

セットアップ情報反映の機能と用途について説明します。

〈この項の構成〉

(1) セットアップ情報反映の機能

ドローセットアップでセットアップ情報を変更したとき,変更した情報を定義済みのマップ定義ファイルに反映する機能です。ただし,セットアップ情報の中には,一度設定したら変更できない(セットアップ情報反映で反映できない)設定項目もあります。詳細は,「14.4.2 セットアップ情報を反映できる対象」を参照してください。この反映できない設定項目を変更した場合は,画面や帳票を再定義する必要があります。

セットアップ情報反映の概要を次の図に示します。

図14‒4 セットアップ情報反映の概要

[図データ]

(2) セットアップ情報反映の用途

ドローセットアップは,基本的にドローで画面や帳票の定義を始める前に設定しておくことを前提としていますが,定義後に,一部の設定を変更した場合には,このセットアップ情報反映を使用することで,以前に作成した画面や帳票に設定内容を反映できます。

ただし,セットアップ情報反映を実行したあとは,対象とした定義ファイル(マップ定義ファイル,書式定義ファイル)から論理マップおよび定義体(物理マップ,書式イメージファイルおよび行制御データファイル)を再生成する必要があります。