13.1.1 画面表示や帳票印刷中のWebブラウザの動作
Webブラウザでは,XMAP3の画面の表示中や帳票の印刷中,次に示す動作上の制限があります。
(1) URLの移動制限
XMAP3の画面の表示中や帳票の印刷中には,次に示すWebブラウザの機能では,任意のURLには移動できません。
-
アドレスバーへの入力
-
[戻る]ボタンの選択
-
[お気に入り]メニューからブックマークの選択 など
(2) 画面表示・帳票印刷直前のWebブラウザ表示状態
起動HTMLを読み込んだ直後から,業務画面の表示や帳票の印刷が開始される直前まで,Webブラウザは次の図に示す表示状態になります。
(3) Webブラウザウィンドウの終了
[ファイル]−[終了]やウィンドウの[閉じる]ボタンなどを使って,ユーザがWebブラウザウィンドウを閉じようとした場合,APにイベントが通知され,その終了処理は抑止されます。したがって,ウィンドウを閉じる処理はAPで制御してください。
推奨するAPの画面遷移例を次の図に示します。
-
業務開始を知らせる初期画面を表示します。ここで表示する初期画面は,HTMLで作成します。
-
初期画面内に設置したリンクやボタンの選択によって,新規にWebブラウザウィンドウを起動し,APを起動するHTMLを呼び出すことで業務処理に遷移します。
-
遷移先となるXMAP3の画面は,APを起動するHTMLを呼び出した新規のWebブラウザウィンドウに表示され,業務終了まで同じWebブラウザウィンドウで業務処理を実行します。
-
APからの業務終了要求に伴って,XMAP3の画面を表示していたWebブラウザウィンドウを閉じます。ほかの業務を実行する場合は,1.で表示した初期画面から遷移します。