11.6 APが渡す項目
マップ帳票および書式オーバレイで使用するオブジェクトでは,APが渡すデータが表示されます。表示される内容を次に示します。
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APが渡す項目
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下位項目
- 〈この節の構成〉
(1) APが渡す項目
APからのデータを代入するデータ項目について設定します。APが渡す項目を次の表に示します。
項目 |
設定できる値 |
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データ名 |
データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
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桁 |
出力するデータに応じて,データ項目の桁を指定します。
データの最大桁はオブジェクトによって異なります。
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データ長 |
APが受け取る項目のデータ長を指定します。出力日付・時刻テキスト/フィールドでは,表示書式に応じた長さを表示します。
データ長の最大値は,オブジェクトによって異なります。
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データ型 |
使用言語がCOBOLの場合に,ピクチャ句で指定するデータ型を選びます。選べるデータ型は,オブジェクトの種類や[使用目的]などに応じて異なります。なお,Cの場合は文字(char)型で固定です。
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桁寄せ |
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埋字 |
論理マップの項目長よりデータ長が短い場合に残りの領域を埋める文字を指定します。[桁寄せ]に応じて,項目内の右側/左側に埋字が格納されます。 指定できる内容は,オブジェクトの種別や[使用目的]などに応じて異なります。
ターゲットでAIX(EUC)を選択した場合,オブジェクト,ラベルおよび選択ラベルの埋字には,半角カタカナは指定できません。指定すると,その項目を「埋めない」に指定した場合と同様のマップが生成されます。 |
初期値 |
出力論理マップの各項目にあらかじめ設定しておく初期値を指定します。指定できる内容は,[使用目的]などに応じて異なります。 AP実行時に出力データの代わりにデータ有無コードを設定すると,初期値が有効になります。
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格納形式 |
日付/時刻データの格納形式を[表示書式]に応じた内容で表示します。 |
自由な設定 |
「出力用ピクチャ」,[埋字],[初期値]を任意の値で設定します。
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データ長を変更する |
データ長の自由設定の有無を指定します。ターゲットがWindows,AIX(シフトJIS)の場合は非表示になります。また,ほかのターゲットの場合でも,使用目的が「日本語」で,詳細目的が「混在(全角・半角)」,データ型が「文字(XX)」の場合だけデータ長を変更できます(詳細目的はオブジェクトによって指定しない場合があります)。 オン:データ長を自由に設定します。 オフ:データ長を標準に設定します。 |
動的変更(APから表示属性を変更する) |
制御項目を論理マップに展開して,帳票印刷時に表示属性を動的に変更できるようにします。表示属性とは,帳票に印字する文字の書体やけい線の種類などの属性です。 制御項目にAPから修飾名を設定することで,動的に属性を変更できます。 修飾名と表示属性との対応は,ドローセットアップで設定します。 |
グラフィックデータの渡し方 |
ファイル名指定は,ファイル名(拡張子を含む)だけをAPが設定する標準的な方法です。グラフィックデータのファイルのパス名は,XMAP3実行環境の表示・印刷環境ファイルで変更することもできます。また,APからファイル名の代わりに「*CLIP」と設定すると,クリップボードのデータを出力できます。指定するファイル名に応じて,データ長を変更します。
[データ長を変更する]ボタンがオンの場合,指定できません。 |
(2) 下位項目
下位項目で指定する項目を次の表に示します。
項目 |
設定できる値 |
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上位項目 |
上位項目 |
下位項目を設定する上位の項目の情報「APが受け取る項目」または「APが渡す項目」を表示します。 |
データ名 |
下位項目を設定する上位のデータ名を表示します。 |
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桁 |
下位項目を設定する上位の桁を表示します。 |
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データ長 |
下位項目を設定する上位のデータ長を表示します。 |
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下位項目 |
データ名 |
データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
データ名の先頭には,標準値として「上位項目のデータ名-xxx-」(xxx:001からの数字)を設定します。 |
桁 |
入出力するデータに応じて,下位項目の桁を指定します。
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データ長 |
入出力するデータに応じて,下位項目のデータ長を指定します。
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データ型 |
使用言語がCOBOLの場合に,ピクチャ句で指定するデータ型を選びます。選べるデータ型は,オブジェクトの種類や[使用目的]などに応じて異なります。なお,Cの場合は文字(char)型で固定です。
指定するデータ型によっては,桁やデータ長が固定となる場合があります。 |