4.5.2 キー操作
キーボードを使ったレイアウト定義の操作について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) キーだけを使った操作
(a) ダイアログボックスを呼び出す,文字を確定する
オブジェクトを選択したときに復改キーを押すと,ダイアログボックスを表示します。また,文字の入力時には,その入力文字を確定します。
[Enter]キー
(b) オブジェクトを削除する,文字を削除する
オブジェクトの選択状態で削除キーを押すと,レイアウト領域から削除します。文字入力時には,1文字削除します。
[Delete]キー
(c) カーソルを先頭に位置づける
文字入力時に始点キーを押すと,カーソルをフィールドの先頭に移します。
[Home]キー
(d) カーソルを最後に位置づける
文字入力時にENDキーを押すと,カーソルをフィールドの最後に移します。
[End]キー
(e) 機能拡張キー
レイアウト領域で有効な機能拡張キーは,ドローのメニューバーに表示されるメニュー項目の末尾に表示されます。頻繁に使用する機能拡張キーを次に示します。
削除/切り取りを元に戻す:[Ctrl]+[Z]キー
コピー :[Ctrl]+[C]キー
貼り付け:[Ctrl]+[V]キー
切り取り:[Ctrl]+[X]キー
(2) キーとマウスを使った操作
(a) オブジェクト配置時に反復して定義する
例えば,GUI画面のフィールドボックス中の入出力フィールドや,帳票の出力フィールドなどを,一度の操作で縦に繰り返して配置できます。レイアウト領域に配置するときに,配置したい位置を[Shift]キーを押したままマウスをドラッグしてカーソル領域で囲んでください。この領域にフィールドが下方向に配置されます。この操作のほか,ダイアログボックスで繰り返し回数を指定することもできます。
(b) オブジェクトをコピーする
レイアウト領域に定義したオブジェクトを[Ctrl]キーを押したままマウスで選び,オブジェクトを配置したい位置までドラッグするとコピーできます。
(c) 同じ種類のオブジェクトを連続して配置する
レイアウト領域に配置するときに,[Ctrl]キーを押したまま配置すると,同じ種類のオブジェクトを続けて配置できます。ツールボックスのアイコンを毎回選ぶ手間を省けます。
(d) オブジェクトの配置操作を中止する
レイアウト領域でオブジェクトの配置先をドラッグ操作で指定しているときに,[Esc]キーを押すと,配置の操作を中止できます。
(e) 重なっているオブジェクトを選択する
GUI画面のボタンボックスやグラフィック帳票の網掛けなどで,レイアウト領域にオブジェクト同士を重ねて配置している場合,[Shift]キーを押したままマウスをクリックすると,目的のオブジェクトを選択できます。