画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


3.6.3 論理マップの標準展開形式

論理マップの標準展開形式を説明します。標準設定は,ドローセットアップの[論理マップ属性]ダイアログで変更できます。

入力データ長格納領域を生成しない

通常APでは受け取れるデータの内容を意識すれば,データの長さまで意識する必要がないため,論理マップ中にはデータを受け取る項目だけを生成して,データの長さを格納する項目までは生成しません。APで受け取るデータの長さまで意識する必要がある場合には,ドローセットアップで設定を変更してください。

定数部の別ファイル出力を行わない

論理マップは単一ファイルに出力します。APのソース管理などで定数部を別ファイルに出力したい場合にはドローセットアップで別ファイル出力をする設定にしてください。

定数部へ論理マップ長定数を出力する

論理マップ中に論理マップの全体長を定数として持つ必要がない場合にはドローセットアップで設定を変更してください。

項目を定義位置順に展開する

APが受け取る項目/APから渡す項目は,各項目が対応するオブジェクトの定義位置順に生成します。生成順序はXMAP3にまかせてよい場合,ドローセットアップで変更してください。

項目のデータ名に接頭語を付加する

すべての項目のデータ名に,接頭語としてマップ名を付加します。接頭語を付加しない場合にはドローセットアップで設定を変更してください。

論理マップ可変部を集団項目にまとめて生成する

論理マップの可変部(APからデータを受け取る項目,およびAPからデータを渡す項目)を集団項目にまとめます。集団項目を生成しない場合にはドローセットアップで設定を変更してください。ただし,ドローで,言語種別をC言語にして開発する場合は,設定に関係なく集団項目化はされません。