画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド
出力フィールドは,APで指定したデータを帳票上に印刷するときに使用します。
出力フィールドの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-36 出力フィールドの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |
|---|---|---|---|
| 使用目的 | − | 数字,英数,日本語 | |
| 文字の間隔 | − | 標準,0〜7ポイント | |
| コメントの記述 | − | 文字数:40文字(半角) | |
| フィールド反復 | − | レイアウト領域に収まる範囲で指定できます。
|
|
| APが渡す項目 | データ名 | − | 「11.6 APが渡す項目」を参照 |
| 桁 | − | ||
| データ長 | − | ||
| データ型 | − | ||
| 桁寄せ | − | ||
| 埋字 | − | ||
| 初期値 | − | ||
| 下位項目 | − | ||
| 自由な設定 | − | ||
ます目の配置では,その領域に合わせて配置されます。出力フィールドのます目の配置を次に示します。
メニューバーの[表示]−[ます目の配置]のチェックを外すと,自由な位置に出力フィールドを作成できます。
一つのオブジェクトを縦方向または横方向に繰り返して定義できます。表形式で,同じ属性を並べるときなどに使用できます。反復を使用すると,同じ表示属性のオブジェクトを一つずつ配置するよりも効率良く定義できます。
反復の操作は,[Shift]キーを押したままマウスをドラッグすると,オブジェクトを縦方向に繰り返して定義できます。反復したオブジェクトのデータ項目は,配列(COBOLのときOCCURS展開)となります。
APから出力フィールドに設定できるデータを次の表に示します。
表11-37 APから出力フィールドに設定できるデータ
| 種別 | 形式 |
|---|---|
| 数字 |
|
| 日本語 |
|
| 英数 |
|
出力フィールドでは,埋字や桁寄せなどのデータの編集もできます。APがデータ有無コードを格納し,有効データの長さが出力フィールドデータ名の領域の長さより短い場合,出力フィールドデータ名の領域の余った部分に埋字を格納します。また,データを出力フィールドデータ名の領域の右側に格納するか,左側に格納するかは,桁寄せ向きに従います。
出力日付フィールドおよび出力時刻フィールドは,APから帳票上に日付や時刻を印刷するときに配置します。印刷時には日付や時刻の印刷形式(印刷書式)が選択できます。印刷対象にする単位(年/月/日,時/分/秒)なども指定できます。また,和暦の場合,「1年」を「元年」と表示することもできます。
出力日付フィールド/出力時刻フィールドの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-38 出力日付フィールド/出力時刻フィールドの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 日付 | 時刻 | 日付フィールド | 時刻フィールド | ||
| 表示書式 | − | − | 「12.2.9 日付・時刻の表示形式と格納形式」を参照 | 「12.2.9 日付・時刻の表示形式と格納形式」を参照 | |
| 文字の間隔 | − | − | 標準,0〜7ポイント | 標準,0〜7ポイント | |
| フィールド反復 | − | − | レイアウト領域に収まる範囲で指定できます。
|
レイアウト領域に収まる範囲で指定できます。
|
|
| APが渡す項目 | データ名 | − | − | 「11.6 APが渡す項目」を参照 | 「11.6 APが渡す項目」を参照 |
| データ長 | − | − | |||
| データ型 | − | − | |||
| 格納形式 | − | − | |||
| 下位項目 | − | − | |||
メニューバーの[表示]−[ます目の配置]のチェックを外すと,自由な位置に出力日付/時刻フィールドを作成できます。
ダイアログボックスでの日付/時刻の表示形式とデータの格納形式については「12.2.9 日付・時刻の表示形式と格納形式」を参照してください。
日付/時刻の印刷形式の例を次の表に示します。
表11-39 日付/時刻の印刷形式の例
| ドローでの表示書式指定 | 実際の印刷形式 | 説明 |
|---|---|---|
| 1997/08/07 | 2002/03/31 | デリミタ「/」 ゼロサプレス なし |
| 1997.08.07 | 2002.03.31 | デリミタ「.」 ゼロサプレス なし |
| 1997/ 8/ 7 | 2002/ 3/ 31 | デリミタ「/」 ゼロサプレス あり※1 |
| 平成 9年 8月 7日 | 平成 14年 3月 31日 | 元号 「平成」 ゼロサプレス あり※1 |
| PM 9: 8: 7※2 | PM 9: 8: 7 | デリミタ「:」 ゼロサプレス あり※1 |
一つのオブジェクトを縦方向または横方向に繰り返して定義できます。表形式で,同じ属性を並べるときなどに使用できます。反復を使用すると,同じ表示属性のオブジェクトを一つずつ配置するよりも効率良く定義できます。
反復の操作は,[Shift]キーを押したままマウスをドラッグすると,オブジェクトを縦方向に繰り返して定義できます。反復したオブジェクトのデータ項目は,配列(COBOLの場合OCCURS展開)となります。
予約フィールドは,OpenTP1が提供する予約項目を帳票上に配置するときに使用します。予約フィールドは,ドローセットアップの「運用管理者用の設定」でマップ名の長さに7文字を指定している場合は使用できません。
予約フィールドは,OpenTP1が提供する予約項目(日付,時刻など)を帳票上に印刷するときに使用します。予約フィールドには,フィールド単位に文字サイズ,文字間隔などの属性情報を必要に応じて指定できます。
予約フィールドの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-40 予約フィールドの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 |
|---|---|---|
| 予約項目名 | − | 8字以内の半角英数字(先頭文字は英字) |
| 文字の間隔 | − | 標準,0〜7ポイント |
| コメントの記述 | − | 文字数:40文字(半角) |
ます目の配置では,その領域に合わせて配置されます。予約フィールドのます目の配置を次に示します。
メニューバーの[表示]−[ます目の配置]のチェックを外すと,自由な位置に予約フィールドを作成できます。
予約項目のデータの受け渡しについて次の図に示します。
図11-9 予約項目のデータの受け渡し
フレーム,行単位または列単位に同一形式の項目を繰り返して出力するときに使用します。
APも同じように,このフレーム単位で扱い,定義およびAPのプログラミングを容易にしています。
フレームの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-41 フレームの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |
|---|---|---|---|
| APが渡す項目 | データ名 | − | 「11.6 APが渡す項目」を参照 |
| フレームの反復 | − | ||
[表示]−[ます目配置]のチェックを外すと,自由な位置にフレームを作成できます。
フレームは,行を繰り返して明細行を作成したり,領域を繰り返したりして,ラベルの印刷などで使用できます。
フレームを使用して,出力フィールドを配置した帳票の使用例を次に示します。
フレームのフィールドに配置できるオブジェクトを次に示します。
フレームのハンドル(■)をドラッグして変更,行または列を選択して行の高さや幅を変更できます。
フレームに配置される出力フィールドなどが集団項目になって,論理マップ上に展開されます。APからは,この集団項目に対してデータの代入,参照をします。
バーコードを印字する場合に使用します。バーコードには,次の種類があります。
出力バーコードは,APでバーコードの値を指定します。APで指定した値は論理マップを介してバーコード変換され,帳票に印字されます。
バーコードの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-42 バーコードの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |
|---|---|---|---|
| バーコード種類 | − | JAN8,JAN13,CODE39,ITF(6),ITF(14),ITF(16),NW7 | |
| データ文字を印刷する | − | チェックあり/チェックなし | |
| バーコードの反復 | − | レイアウト領域に収まる範囲で指定できます。
|
|
| コメントの記述 | − | 文字数:40文字(半角) | |
| APが渡す項目 | データ名 | − | 「11.6 APが渡す項目」を参照 |
| データ長 | − | ||
| 下位項目 | − | ||
出力バーコードとして指定できるバーコードの種別と指定できる文字を次の表に示します。
表11-43 指定できるバーコード種別
| バーコード 種別 |
指定できる文字 | 長さ (桁数) |
備考 |
|---|---|---|---|
| JAN13※1 | 0〜9 | 13 | 最後の1桁はモジュラス チェック用に使用する。 |
| JAN8※1 | 8 | ||
| CODE39※1 | 0〜9,-,.,空白,$,/,+,%,A〜Z,* | 3〜76 | *はスタート/ストップコード※2 |
| ITF(6)※1 | 0〜9 | 6 | なし |
| ITF(14)※1 | 14 | ||
| ITF(16)※1 | 16 | ||
| NW-7※1 | 0〜9,-,$,:,/,., +,A,B,C,D | 3〜99 | A,B,C,Dはスタート/ストップコード※2 |
バーコード種別ごとのデータの格納形式と印刷形式の仕様を次の表に示します。
表11-44 バーコード種別ごとのデータの格納形式と印刷形式の仕様
| バーコード種別 | 論理長 | チェックデジット | スタート/ストップ | 格納形式 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | 指定例 | ||||
| JAN | 8と13 | 必要 | 不要 | XXX..XXC※1 | 12345670 |
| CODE39 | 3〜76 | 不要 | 必要 | *XXX...X*※2 | *CODE39* |
| NW-7 | 3〜99 | 不要 | 必要 | sXX...XXs※3 | A1234A |
| ITF | 6,14,または16 | 不要 | 不要※4 | XXX...XXX※5 | 123456 |
バーコードを印刷するときにXMAP3が生成するデータパターンのデータ形式と印刷例を次の表に示します。このデータパターンには,APデータとXMAP3が付ける制御コードが含まれています。
表11-45 バーコードの印刷でXMAP3が生成するデータ形式と印刷例
| バーコード種別 | 印刷形式 | |
|---|---|---|
| 形式 | 印刷例 | |
| JAN8 | L4912C3456R※1 | |
| JAN13 | L912345C678904R ※1※2 |
|
| CODE39 | *CODE39* | |
| NW-7 | A1234A | |
| ITF | s123456s※3 | |
出力バーコードは,指定した領域内で,左右方向に対しては中央に配置されます。上下方向に対しては,指定した領域内いっぱいに配置されます。
なお,データ文字を指定した場合,データ文字は左・右ガードバーからはみ出る場合があります。
レイアウト領域でバーコードを定義するときに必要となるサイズを次の表に示します。なお,バーコードのサイズは使用するバーコードリーダの仕様を確認した上で決めてください。
表11-46 バーコードの縦サイズ(最小値)
| 行間隔 | JAN13 | JAN8 | CODE39 | NW-7 | ITF(6) | ITF(14) | ITF(16) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6LPI | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) |
| 8LPI | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) | 1(2) |
表11-47 バーコードの横サイズ(最小値)
| 文字間隔 | JAN 13※ |
JAN8 | CODE 39 |
NW-7 | ITF(6) | ITF(14) | ITF(16) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CPI | 10CPI | 13 | 9 | この欄の値は 「11.2.6(5)(f) バーコード印刷に必要な幅」を参照してください。 |
この欄の値は 「11.2.6(5)(f) バーコード印刷に必要な幅」を参照してください。 |
10 | 18 | 20 |
| 12CPI | 16 | 11 | 12 | 21 | 24 | |||
| 15CPI | 19 | 14 | 14 | 26 | 29 | |||
| 文字サイズ/字間値 | 9ポイント/0文字間隔 | 19 | 14 | 14 | 26 | 29 | ||
| 9ポイント/1文字間隔 | 18 | 13 | 13 | 24 | 27 | |||
| 9ポイント/2文字間隔 | 16 | 11 | 12 | 21 | 24 | |||
| 9ポイント/3文字間隔 | 15 | 11 | 11 | 20 | 22 | |||
| 9ポイント/4文字間隔 | 13 | 9 | 10 | 18 | 20 | |||
| 9ポイント/5文字間隔 | 12 | 9 | 9 | 17 | 19 | |||
| 9ポイント/6文字間隔 | 11 | 8 | 8 | 15 | 17 | |||
| 9ポイント/7文字間隔 | 11 | 8 | 8 | 15 | 16 | |||
プレプリント帳票の印刷では,バーコード種別に合った印刷仕様で,印刷時にプリンタが自動的に選択します。自動的に選択する内容を次に示します。
バーコードは,帳票定義で指定したバーコード領域の幅(ます目数)に対して,次に示す計算で得られるドット数に収まるCPI,または倍率で印刷されます。このとき,バーコード印刷に必要なドット数からどちらか大きい方を,印刷時にプリンタが自動的に選択して印刷します。
印刷時のCPI,または倍率の仕様をどちらか一方に決めて印刷したい場合は,XMAP3ドローでの帳票レイアウト定義で,バーコード領域の横幅(ます目数)やます目設定(文字サイズ/文字の間隔)を調整してください。
バーコード種別ごとに,印刷に必要なドット数を次に示します。
[表示]−[ます目配置]のチェックを外すことで,自由な位置にバーコードを作成できます。
出力バーコードのダイアログで,「バーコードの反復」を設定すると,一つのオブジェクトを縦方向または横方向に繰り返して定義できます。表形式で同じ属性のオブジェクトを並べる場合などに使用します。
反復定義を使用すると,同じ属性のオブジェクトを一つずつ配置するより効率良く定義できます。
バーコードをバーコードリーダで読み取るときには,次のことに注意してください。
APからOCRを出力する場合に使用します。
出力OCRでは,英数字,かたかな,および記号のOCR文字を印刷できます。指定できる文字については,「付録D(1) XMAP3で規定しているOCR文字コード表」を参照してください。
出力OCRの項目と設定できる値を次の表に示します。
表11-48 出力OCRの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |
|---|---|---|---|
| 文字の間隔 | − | 標準,0〜7ポイント | |
| コメントの記述 | − | 文字数:40文字(半角) | |
| フィールド反復 | − | レイアウト領域に収まる範囲で指定できます。
|
|
| APが渡す項目 | データ名 | − | 「11.6 APが渡す項目」を参照 |
| データ長 | − | ||
| データ型 | − | ||
| 桁寄せ | − | ||
| 埋字 | − | ||
| 初期値 | − | ||
| 下位項目 | − | ||
| 自由な設定 | − | ||
出力OCRの配置方法を次に示します。
用紙の基準ます目を「10CPI」にする必要があります。基準ます目が10CPIでなければ出力OCRは使用できません。
出力OCRの配置時に仮定される文字属性を次の表に示します。
表11-49 出力OCR配置時に仮定される文字属性
| 用紙の基準ます目 | 文字サイズ | 文字間隔 |
|---|---|---|
| 10CPI | − | 4ポイント |
プレプリント帳票では,[表示]−[ます目配置]のチェックを外すことで,自由な位置に出力OCRを作成できます。
出力OCRを使用する場合,文字属性は基本的に10CPIを設定します。
ただし,利用するOCRリーダで読み取れない場合は,文字間隔を変更する必要があります。文字間隔を変更するには,帳票属性ダイアログの中の「ます目の設定」が「自由な設定」でなければなりません。この場合,文字間隔は0〜7ポイントの範囲から選択できます。なお,180dpiのシリアルインパクトプリンタ用の帳票では,10CPIでの文字間隔は4ポイントなので,まず3ポイントまたは5ポイントに変更して試すことをお勧めします。
オブジェクトを縦方向または横方向に複数連続して配置できます。
縦反復は,基本ます目が「10CPI」か「自由な設定」のどちらの場合でも配置できます。横反復は,基本ます目が「10CPI」のときだけ配置できます。
反復の操作は,基本ます目が「10CPI」のときだけ,[Shift]キーを押したままマウスをドラッグすると,オブジェクトを縦方向に繰り返して定義できます。
OCR文字をOCRリーダで読み取るときには,次のことに注意してください。
図11-10 読み取りにくいOCR文字
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