画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド
CUI画面の画面属性の設定項目について説明します。
画面名(日本語名)と画面に対するコメントを書きます。各オブジェクトに付ける概要や使用目的などの情報です。実行時の画面には表示されません。
何によって発生するイベントか,イベント発生後の動作はどうするかを画面単位に設定します。イベントが発生したときにAPに通知するかどうかは,イベント通知コードダイアログの「動作」で設定します。イベント通知コードダイアログを次の図に示します。
イベント通知コードダイアログで設定する,通知コードと動作との関係を次の表に示します。
| 対象 | 通知 コード |
動作 | |
|---|---|---|---|
| 確定キーを使用する | 確定キーを使用しない | ||
| 一次ウィンドウ | 一次ウィンドウ | ||
| ファンクションキー1〜24 (F1〜F24) |
PF01〜 PF24 |
AP通知(確定) 使用しない |
AP通知(確定) 使用しない |
| 送信 | ENTR | ||
| 割り込み | BREK | ||
| スクリーン消去 | SCRN | ||
| PA1キー (PA1) |
PA1 | ||
| PA2キー (PA2) |
PA2 | ||
| PA3キー (PA3) |
PA3 | ||
CUI画面に設定できる動作を次に示します。
新しく画面を表示するときに表示中の画面の扱いを設定します。
一度表示した画面に対して一部上書したときに,APに返す値を次の表に示します。
表9-4 一度表示した画面に対して一部上書したときにAPに返す値
| 操作 | オブジェクトの表示属性 | ウィンドウ属性(入力フィールドの扱い) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 入力データをAPに返す | 入力データを変更しない | 入力データを消去する | |||
| ヌルを入力 | 初期値 なし |
入力済 | 消去通知文字 | 消去通知文字 | 消去通知文字 |
| 初期値 なし |
入力済でない | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | |
| 入力 | 初期値 なし |
入力済 | 表示データ | 表示データ | 消去通知文字 |
| 初期値 あり |
入力済でない | 初期値 | 初期値 | 初期値 | |
| 初期値 なし |
入力済でない | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | |
| 何もしない | 初期値 あり |
入力済 | 初期値 | 初期値 | 初期値 |
| 入力済でない | 初期値 | 初期値 | 初期値 | ||
| 初期値 なし |
入力済 | 消去通知文字 | 消去通知文字 | 消去通知文字 | |
| 入力済でない | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | 初期クリア文字 | ||
APから表示形態などの表示属性を変更する場合はチェックします。
この場合,制御項目が論理マップに展開されます。
これらの画面属性情報は,名前を付けて区別します。この名前を修飾名といいます。この制御項目に修飾名という定数をAPが設定することで,表示属性が動的に変更されます。標準提供の修飾名を使用すると,表示形態をAPから変更できます。標準提供の画面属性情報の修飾名については,「付録C 標準提供の動的変更テーブル」を参照してください。
XMAP3では,ドローで定義した画面属性情報のほかに,APからの変更用としてドローセットアップで画面属性情報を定義できます。
AP実行時に,画面からの入力データをAPが受け取る前に,XMAP3が入力論理マップの各項目をあらかじめクリアしておく文字です。なお,APが受け取るデータの優先順位は次のとおりです。
初期クリア文字は,ドローセットアップで設定できます。詳細については,「3.4.1(1) 初期クリア文字を変更する」を参照してください。
AP実行時に,画面からフィールドキーで入出力テキスト・フィールドのデータを消去したり,(00)16のデータを受信したりしたときにAPが受け取るデータです。したがって,APが受け取ったデータがデータ消去通知文字であれば,画面操作でデータ消去されたと判断できます。
初期クリア文字,初期値,データ消去通知文字と文字を分けておくことで,入力操作がなかったのか,データ消去されたのかが区別できます。
また,オブジェクトに「入力済み」が設定されている場合で,画面確定時に何も入力しなくてもヌル((00)16)が設定されている状態のとき,データ消去通知文字がAPに返されます。
データ消去通知文字は,ドローセットアップで設定できます。詳細は「3.4.1(2) データ消去通知文字を変更する」を参照してください。
XMAP3が入力データにエラーを検出した場合に,APが受け取るデータです。
入力データのエラーは,半角文字だけを入力できるテキスト・フィールドに,全角文字を入力したときなどに発生します。
エラー通知文字は,ドローセットアップで設定できます。詳細は「3.4.1(3) エラー通知文字を変更する」を参照してください。
実行時の画面には表示されないフィールドで,入力固定項目として使用します。
入力固定項目とは,入力論理マップに必ず固定の値を返すデータ項目で,論理マップ可変部の最初のデータ項目として展開されます。
OLTPサーバ構成で使用するアプリケーション名をXMAP3上で定義するには,隠しフィールドとして定義します。
「隠しフィールド」にはデータ名,設定する値およびデータ長を設定します。
定義済みの論理マップを別定義として使用するときの名称です。半角30字以内で定義します。
「出力用/入力用の再定義名を別にする」をチェックすると,入力論理マップ用と出力論理マップ用とで別の名称にできます。
キーボードのロック状態を直前の画面から継続するか,解除するかを設定します。この項目をチェックすると,画面を表示したときマウスやキーボードから入力できる状態になります。チェックしない場合はキーボードのロック状態を直前の画面から継続します。なお,実行時にキーボードのロック状態を解除できます。
画面を表示した場合に,ディスプレイ端末のアラームを鳴らすときにチェックします。一般的には,エラー画面を表示するときに使用します。
この属性は,ドローセットアップの「画面属性の動的変更」を使用して,表示形態の属性を設定した修飾名を利用することで,APから動的に変更できます。
モジュラスチェックのアルゴリズムを設定します。モジュラスチェックについては,「12.1.1(7) モジュラスアルゴリズム」を参照してください。
OpenTP1との連携時,次に表示したい画面を定義します。通常,ある画面から次に表示したい画面はAP上で画面名を定義しておく必要があります。このようなときに次に表示したい画面をドロー上で定義しておくと,APで画面名を定義していなくても実行時に画面名を取得して表示できます。次画面はマップ名が6文字のときに,OLTPサーバ構成の環境で利用できます。次画面の処理については,「8.4.2(33) 次画面」を参照してください。
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