3.5.2 XMAP3/Web for Cosminexusの機能
XMAP3/Web for Cosminexusでは,Web基盤にCosminexusアプリケーションサーバまたはTP1/Webを適用できます。XMAP3 Web実行環境で使用できる機能について説明します。
XMAP3/Web for Cosminexusには,Webシステムに応じて次に示す機能があります。
(1) XMAP3 Cosminexus連携機能
Cosminexusアプリケーションサーバを基盤としたWebシステムでXMAP3を使用できるようにする機能です。XMAP3 Cosminexus連携機能では,JavaとCOBOLでのアプリケーション開発をサポートしています。
XMAP3 Cosminexus連携機能では,次に示すWebシステムを構築できます。
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CosminexusアプリケーションサーバのWebシステム構成(APの開発言語:JavaまたはCOBOL)
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CosminexusアプリケーションサーバとOpenTP1サーバで連携するWebシステム構成(APの開発言語:COBOL)
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CosminexusアプリケーションサーバとVOS3 DCCM3で連携するWebシステム構成(APの開発言語:COBOL)
(2) XMAP3 TP1/Web連携機能
TPモニタ OpenTP1のWeb機能であるTP1/Webを経由して,WebブラウザからOpenTP1サーバ上のプログラムにアクセスできます。OpenTP1のAPを使って,画面単位のトランザクション処理を実行できます。XMAP3 TP1/Web連携機能では,COBOLとC言語でのアプリケーション開発をサポートしています。
XMAP3 TP1/Web連携機能を利用するときは,TP1/ServerおよびTP1/Client/Pを使ったOLTPクライアント構成で実行できるシステムでの利用をお勧めします。
XMAP3 TP1/Web連携機能では,次に示すWebシステムを構築できます。
(3) 表示・印刷セットアップ(XMAP3/Web for Cosminexus)
XMAP3が表示・印刷する画面・帳票の環境を必要に応じて設定するための機能です。画面の外観や操作キーの割り当て,プリンタの印刷モードなどの各種設定があります。
例えば,次に示すキー操作を設定できます。
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PageUpキーに前行キー,PageDownキーに復改キー,Endキーに最終フィールドキーを割り当てる
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キーの誤操作を防止するため,Breakキー,PageUpキー,PageDownキー,Endキーを無効にする
これによって,使用環境に適合したキー操作を設定できます。
表示・印刷セットアップ(XMAP3/Web for Cosminexus)の画面を次に示します。