Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能(UAP開発編)


2.9 排他制御

HiRDB/SDでは,複数のUAP(トランザクション)がSDBデータベースに同時にアクセスしても,SDBデータベースの整合性を保つように排他制御を行っています。HiRDB/SDの排他制御については,マニュアル「HiRDB 構造型データベース機能」の「排他制御」を参照してください。

また,SDB用UAP環境定義を使用すると,UAPグループ(OpenTP1環境下のサービスグループ)単位に,UAPの目的に応じて排他の粒度と強さを制御することなどができます。なお,DMLでレコードを更新,格納,または削除する場合は,SDB用UAP環境定義を使用する必要があります。SDB用UAP環境定義については,マニュアル「HiRDB 構造型データベース機能」の「SDB用UAP環境定義」を参照してください。