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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能(UAP開発編)


1.1 UAPの記述言語と形式

SDBデータベース種別がSD FMBのSDBデータベースは,UAPを使用して操作できます。SDBデータベースにアクセスするUAPの記述言語と形式を次に示します。

COBOLソースプログラム中に,SDBデータベースを操作するDMLを直接記述する形式のUAPを,埋込み型UAPといいます。COBOLソースプログラム中に,次の表に示すDMLを記述できます。

表1‒1 SDBデータベースを操作するDMLの一覧

項番

分類

DML

機能

1

操作系DML

ERASE

レコード実現値を削除します。

2

FETCH

レコードを検索して,レコード実現値を取得します。また,検索したレコードに対して位置づけを行います。

3

FIND

レコード実現値に位置指示子を位置づけます。

4

MODIFY

1レコード実現値を更新します。

5

STORE

1レコード実現値を格納します。

各DMLの機能説明や記述形式については,マニュアル「HiRDB 構造型データベース機能」の「DMLリファレンス」を参照してください。

注意事項

DMLを使用して操作できるSDBデータベースは,SDBデータベース種別がSD FMBのSDBデータベースです。SDBデータベース種別が4V FMBまたは4V AFMのSDBデータベースは,DMLを使用して操作することはできません。

埋込み型UAPとHiRDB/SDの間では,次に示すインタフェース領域を使用して情報を受け渡しします。