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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


16.5.3 クライアントエラーログ機能

HiRDBクライアントとHiRDBサーバ間の通信処理中,またはX/Openで規定したXAインタフェースでエラーが発生した場合,エラー情報をクライアントエラーログとしてクライアントエラーログファイルに取得します。

SQL文,SDBデータベースを操作するAPI,またはDMLの実行時にエラーが発生した場合,クライアントエラーログ情報を参照すると,エラーの原因となる情報を特定できます。

クライアントエラーログファイルは,取得した情報で満杯になると,最も古い情報から順次新しい情報に書き替えられます。

詳細については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」の「クライアントエラーログ機能」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) クライアントエラーログ情報の見方

クライアントエラーログ情報の見方については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」の「クライアントエラーログ情報の見方」を参照してください。なお,「SQL文」は,「SDBデータベースを操作するAPI」または「DML」に読み替えてください。「SQL実行」は,「SDBデータベースを操作するAPIの実行」または「DML」に読み替えてください。

(2) クライアントエラーログへのメッセージ出力抑止

クライアントエラーログへのメッセージ出力抑止については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」のクライアント環境定義のPDERRSKIPCODEオペランドの説明を参照してください。