12.9.1 pdsdblodコマンドが異常終了した場合
- 〈この項の構成〉
(1) pdsdblodコマンドが異常終了した場合の対処方法
pdsdblodコマンドが異常終了した場合の対処方法について「5.22 障害が発生したときの対処方法（pdsdblodコマンドの異常終了時）」を参照してください。
(2) 注意事項
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pdsdblodコマンドが異常終了した場合，インデクスを一括作成する際に作成されるインデクス情報ファイルが自動的に削除されないことがあります。この場合，エラーの原因を対策したあとにインデクス情報ファイルを削除してください。インデクス情報ファイルは，次に示すどれかのディレクトリ下に作成されます（優先順位は1の指定がいちばん上位です）。
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idxload文のworkdirオペランドに指定したディレクトリ
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システム定義のpd_tmp_directoryオペランドに指定したディレクトリ
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環境変数TMPDIRに指定したディレクトリ
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/tmpディレクトリ
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SDBLOD-IDX-HiRDB識別子-インデクス名-インデクスが格納されているRDエリアのRDエリアID※
- 注※
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インナレプリカ機能を使用している場合は，pdsdblodコマンドの処理対象RDエリアのRDエリアIDになります。
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更新可能なオンライン再編成の実行時にpdsdblodコマンドが異常終了した場合，追い付き反映キー対応表へのデータ登録処理が正常に完了したかどうかを確認してください。次の場合は，追い付き反映キー対応表へのデータ登録処理が正常に完了していません。
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KFPB63043-Iメッセージ（追い付き反映キー対応表へのデータ登録処理が完了した旨のメッセージ）が出力されていない場合
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KFPB63043-Iメッセージがリターンコード0以外で出力された場合
この場合，データロードを再実行する前に，追い付き反映キー対応表の初期化が必要になります。また，追い付き反映キー対応表を初期化した場合，BES内の更新可能なオンライン再編成の対象RDエリアに対して，データロードを再実行する必要があります。例えば，BES1内でSDBデータベースをRDAREA01とRDAREA02に横分割している場合，RDAREA01とRDAREA02にそれぞれpdsdblodコマンドを実行してデータロードを行います。この場合，RDAREA01のデータロードは正常終了し，RDAREA02のデータロードが異常終了して，追い付き反映キー対応表を初期化したときは，RDAREA01とRDAREA02の両方に対してデータロードを再実行する必要があります。
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