12.1.3 インデクスの再作成
レコード格納用RDエリアのレコード型中のデータから,インデクスを作成することができます。この機能をインデクスの再作成といいます。インデクスの再作成の概要を次の図に示します。
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レコード格納用RDエリアのレコード型中のデータの内容からインデクスの作成に必要な情報を取得します。
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インデクスに関する情報がインデクス情報ファイルに出力され,ソート用ワークファイルでインデクスのデータをソートしてインデクスが作成されます。
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SDBデータベース定義のDBLODUTL句にUSEを指定したSDBデータベースに対してだけ,インデクスを再作成できます。
(1) インデクスを再作成する際に準備するファイル
インデクスを再作成する前に,次のファイルを準備しておきます。これらのファイルは通常ファイル上に作成してください。
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制御文ファイル
pdsdblodコマンドの動作条件を指定したpdsdblod制御文を格納したファイルです。pdsdblod制御文については,「12.3 pdsdblod制御文」を参照してください。
(2) インデクスを再作成する際に作成されるファイル
インデクスを再作成する際,HiRDB/SDは次に示すファイルを作成します。これらのファイルは通常ファイル上に作成されます。
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インデクス情報ファイル,ソート用ワークファイル
インデクスを再作成する際に一時的に作成されるファイルです。pdsdblodコマンドが正常終了した場合,これらのファイルは自動的に削除されます。
(3) インデクスを再作成する際のインデクス作成単位
インデクス格納用RDエリアに格納されているインデクスごとに,インデクスを再作成します。
SDBデータベースを複数のRDエリアに横分割している場合は,インデクス格納用RDエリアごとにインデクスを再作成します。