10.2.1 create rdarea文
create rdarea文のオペランドについて説明します。
項番 |
オペランド |
---|---|
1 |
create 〔shared〕 |
2 |
rdarea RDエリア名 |
3 |
for {masterdirectory |datadirectory |datadictionary 〔of routines〕 |user used by {PUBLIC|認可識別子〔,認可識別子〕…} |LOB used by {HiRDB(ディクショナリ表の名称)|PUBLIC |認可識別子〔,認可識別子〕…} |list} |
4 |
〔server name サーバ名〕 |
5 |
〔data model {structured|relational}〕 |
6 |
〔open attribute {INITIAL|DEFER|SCHEDULE}〕 |
7 |
〔page ページ長 characters〕 |
8 |
〔storage control segment セグメントサイズ pages〕 |
9 |
〔max entries 最大リスト登録数〕 |
10 |
〔extension{use 増分セグメント数 segments|nouse}〕 |
11 |
file name "HiRDBファイルシステム領域名/HiRDBファイル名" |
12 |
initial HiRDBファイル内セグメント数 segments |
− |
〔file name "HiRDBファイルシステム領域名/HiRDBファイル名" |
initial HiRDBファイル内セグメント数 segments〕… |
|
; |
ここでは,項番5のdata modelオペランドについてだけ説明します。そのほかのオペランドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
- ●data model {structured|relational}
-
RDエリアに格納するデータベースの形式を指定します。
- structured:
-
RDエリアにSDBデータベースを格納する場合に指定します。
- relational:
-
RDエリアにリレーショナルDBを格納する場合に指定します。次のRDエリアを定義する場合はこのオペランドを省略するか,またはrelationalを指定してください。
-
システム用RDエリア
-
追い付き反映キー対応表を格納するRDエリア
-
追い付き反映キー対応表のインデクスを格納するRDエリア
-
追い付き状態管理表を格納するRDエリア
-
監査証跡表を格納するRDエリア
- 参考
-
システム用RDエリアのデータベースの形式は,リレーショナルDBに分類されます。
-
- 《注意事項》
-
-
forオペランドには公用RDエリアの指定であるuser used by PUBLICを指定してください。ただし,監査証跡表を格納するRDエリアについては,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「監査人の登録,監査証跡表を格納するRDエリアの作成,および監査証跡表の作成」の「監査証跡表を格納するRDエリアの作成」の「RDエリアの作成」を参照して,格納できるRDエリアの種類を確認してから,forオペランドを指定するようにしてください。
-
RDエリア作成後に格納するデータベースの形式を変更する場合は,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)でRDエリアを削除してから,RDエリアを追加してください。
-