Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


9.6 pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド

pdconfchkコマンドでチェックできるオペランドを次の表に示します。

次の表に記載のないオペランドについては,マニュアル「HiRDB システム定義」の「pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド」を参照してください。

表9‒3 pdconfchkコマンドでチェックできるオペランド

項番

オペランド名

文法のチェック

ファイルのチェック

アクセス権限のチェック

重複指定のチェック

ホスト名のチェック

サーバマシン間のチェック

1

pd_structured_shmpool_dicsize

×

×

×

×

2

pd_structured_advance_resident

×

×

×

×

3

pd_structured_directory_path

×

×

×

×

(凡例)

○:チェック対象です。

×:チェック対象外です。

文法のチェック:

オペランドの文法が正しいかチェックします。

ファイルのチェック:

システムログファイル,シンクポイントダンプファイル,およびステータスファイルの有無をチェックします。pdconfchkコマンドで-nオプションを指定した場合はファイルのチェックをしません。

アクセス権限のチェック:

HiRDB管理者にファイルのアクセス権があるかを確認します。

HiRDB管理者にhostsファイルのアクセス権があるかを確認します。

pdconfchkコマンドで-nオプションを指定した場合はアクセス権限のチェックをしません。

重複指定のチェック:

システムログファイル,シンクポイントダンプファイル,およびステータスファイルが重複していないかどうかをチェックします。

ホスト名のチェック:

ホスト名がhostsファイルに記述されているかをチェックします。

サーバマシン間のチェック:

システムマネジャが定義されているサーバマシンを基準に,サーバマシン間の妥当性をチェックします。

注意事項

SDB用UAP環境定義のオペランドは,pdconfchkコマンドのチェック対象外になります。