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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


7.12.2 pdsdblodコマンドの場合

監査証跡のレコード項目(pdsdblodコマンドの場合)を次の表に示します。

表7‒26 監査証跡のレコード項目(pdsdblodコマンドの場合)

項番

監査証跡のレコード項目

イベントの種類

権限チェック

コマンドの終了

1

ユーザ識別子

2

イベント実行日

3

イベント実行時刻

4

イベント実行時刻(マイクロ秒)

5

イベントタイプ

SDU

6

イベントサブタイプ

LOD

7

イベント成否

※1

8

使用した権限

CNT

△△△

9

UAP名称

pdsdblod△…△(30バイト固定)

10

サービス名称

11

IPアドレス

12

プロセスID

13

スレッドID

14

ホスト名

15

ユニット識別子

16

サーバ名称

17

コネクト通番

18

SQL通番

19

オブジェクトの所有者名

20

オブジェクト名称

21

オブジェクト種別

SCM※2

22

付与,削除,変更した権限

23

権限を付与,削除,変更されたユーザ識別子,またはイベント対象のユーザ識別子

24

監査関連オペランドの定義値

25

監査証跡種別

E

26

SQLコードまたは終了コード

27

スワップ元監査証跡ファイル名称

28

スワップ先監査証跡ファイル名称

29

セキュリティ関連変更種別

30

セキュリティ関連変更前設定値

31

セキュリティ関連変更後設定値

32

監査証跡表オプション

33

アクセス件数

34

SQL文

35

SQLデータ

36

ユーザ付加情報1

37

ユーザ付加情報2

38

ユーザ付加情報3

39

関連製品付加情報1

40

監査証跡表へのデータ登録時刻印

41

監査証跡表へのデータ登録時の通番

(凡例)

○:情報を取得します。

−:情報を取得しません。または該当しません。

△:半角空白を意味しています。

  • pdsdblodコマンドが1回実行されると1レコードが記録されます。

  • pdsdblodコマンドの延長で実行されるSQL文はありません。

  • pdsdblodコマンドを実行したユニットの監査証跡ファイルに出力されます。

  • pdsdblodコマンドの実行時,CONNECT権限チェックでCONNECTエラーが発生した場合,すべての監査証跡が取得されません。

注※1

CREATE AUDIT文の指定内容に関係なく,pdsdblodコマンド実行時のCONNECT権限チェックが失敗した場合,監査証跡は取得されません。

注※2

インデクスの再作成を実行した場合,オブジェクト種別はIDXとなります。