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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


7.1.7 監査対象になるイベント

監査証跡の取得対象になる操作を監査対象イベントといいます。監査対象イベントについては,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「監査対象になるイベント」を参照してください。

さらに,次の表に示す監査対象イベントがあります。

表7‒7 監査対象イベント

イベントの種類

説明および監査対象になるイベント

選択可否

SDBユティリティ操作イベント

次のユティリティによるオブジェクト操作に関するセキュリティ対象イベントを監査対象にします。次に示すイベントが実行されたときに監査証跡を出力します。

  • HiRDB/SD定義ユティリティ(pdsdbdefコマンド)

  • HiRDB/SDデータベース作成ユティリティ(pdsdblodコマンド)

  • HiRDB/SDデータベース再編成ユティリティ(pdsdbrogコマンド)

選択できます。

SDBデータベース操作イベント

次のデータベース操作に関するセキュリティ対象イベントを監査対象にします。次に示すイベントが実行されたときに監査証跡を出力します。

  • レコードの検索(FETCH)または位置指示子の位置づけ(FIND)

  • レコードの格納(STORE)

  • レコードの更新(MODIFY)

  • レコードの削除(ERASE)

  • レコードの一括削除

  • 複数レコードの検索(FETCHDB ALL)

選択できます。

注※

HiRDB/SDデータベースアクセスユティリティ(pdsdbexeコマンド)は,SDBユティリティ操作イベントとして監査証跡を出力しません。詳細は,「7.1.3(1)(d) pdsdbexeコマンド実行時の監査証跡の取得契機【4V FMB,4V AFM】」を参照ください。