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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


5.14.1 RDエリアの空き容量の確認

レコードの追加および削除が頻繁に行われると,RDエリアの空き容量が少なくなることがあります。そのため,このようなRDエリアに対しては,pddblsコマンドでRDエリアの空き容量を定期的に確認するようにしてください。

RDエリアの空き容量の確認方法を,例を使って説明します。

RDエリア(RDAREA1)の空き容量を確認します。

 pddbls -r RDAREA1 -a
 
 STATE OF RDAREA
     RDAREA        ID       STATUS                 TYPE
                            OPNMODE
     RDAREA1       4        OPEN                   USER
                            INITIAL
     SEGMENT   75 / 700
[説明]

SEGMENT欄にRDエリアの未使用セグメント数と全セグメント数が表示されます。未使用セグメント数がRDエリアの空き容量になります。この例では,未使用セグメント数が75で,全セグメント数が700です。未使用セグメント数が残り少なくなったら,RDエリアを拡張するなどの対処を行います。

参考

次に示すメッセージが同じRDエリアに対して頻繁に出力される場合は,RDエリアの空き容量が少なくなっているおそれがあります。pddblsコマンドでRDエリアの空き容量を確認してください。

  • KFPA12300-I

  • KFPH00211-I

  • KFPH00212-I