Hitachi

HiRDB XML拡張機能 HiRDB XML Extension Version 10


setProperty

〈このページの構成〉

機能

ESIS-B形式データ生成に関する設定を行います。

形式

public void setProperty(
                         int propertyCode,
                         int value );
public void setProperty(
                         int propertyCode,
                         boolean value);

引数

設定できる項目とそれぞれの項目に設定できる値を次の表に示します。

表5‒11  setPropertyの設定項目と設定値

設定項目

設定値

説明

VALIDATE

true/false

XMLデータへの妥当性検証のtrue/falseを設定します。

デフォルト:false

EXTERNAL_ENTITY

true/false

外部エンティティファイルの参照のtrue/falseを設定します。

デフォルト:true

ENCODE

UTF_8_MS

UTF_8_JIS

SJIS_MS

SJIS_JIS

SJIS

EUC_JP

US_ASCII

生成するESIS-B形式データの文字コード種別を設定します。文字コード種別は登録するHiRDBの文字コードに合わせてください。ただし,文字コード種別がUS-ASCIIの場合は,文字コードがsjis,ujis,またはutf-8のHiRDBに登録できます。

設定値の語尾のMS,JISはそれぞれマイクロソフト変換仕様,JIS変換仕様を表します。

デフォルト:UTF_8_MS

XMLSCHEMA

true/false

XMLSchemaによるXMLデータへの妥当性検証のtrue/falseを設定します。

デフォルト:false

REGULAR_FOR_TEXT

true/false

trueを指定した場合,タグ間テキストを正規化します。

falseを指定した場合,タグ間テキストを正規化しません。

デフォルト:true

ORIGINAL_XML

true/false

原文を保持するかどうかを設定します。

trueを指定した場合,原文を保持します。

falseを指定した場合,原文を保持しません。

デフォルト:true

注※

SJISを指定した場合,ESIS-B形式データの文字コードは実行環境のJavaVMに依存します。このため,Cosminexus Developer's Kit for JavaではSJIS_JISとなります。

発生する例外

発生する例外を次の表に示します。

表5‒12  setPropertyで発生する例外

名称

要因

PrdbParameterException

引数として指定した値に誤りがあります。

使用例

PrdbXMLConverter converter = new PrdbXMLConverter();
converter.setProperty(PrdbXMLConverter.ENCODE,
                          PrdbXMLConverter.SJIS_MS);

注意事項