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HiRDB XML拡張機能 HiRDB XML Extension Version 10


4.3.9 拡張NOT指定

拡張NOT指定では,除外元の検索因子と除外する検索因子を一つ以上指定します。除外元の検索因子でヒットした文字列に該当する文書を検索します。ただし,除外元の検索因子でヒットした文字列が,除外する検索因子でヒットした文字列に含まれている場合,その文字列は検索対象から除外されます。

拡張NOT指定を使用すると,例えば,「ログ」という文字列を検索する際に,「プログラム」と「バックログ」中に含まれる「ログ」を検索対象外とすることができます。このように,除外文字検索ではできない複数の文字列を除外した検索ができます。

拡張NOT指定の形式を次の図に示します。

図4‒11 拡張NOT指定の形式

[図データ]

指定例

文字列「ログ」を検索します。ただし,プログラムおよびバックログのログは検索対象外とします。

EXNOT("ログ","プログラム","バックログ")

注意事項
  1. 除外元検索因子および除外検索因子に指定する単純文字列指定には,ワイルドカードおよび特殊文字(\を除く)を指定できません。また,重みの指定は無視されます。

  2. 拡張NOT指定は,英文検索用インデクスで使用できません。