2.7.3 XML Extensionの削除
XML Extensionの削除には,HiRDBの運用コマンド「pdplgrgst(プラグインの登録・削除)」を使用します。プラグインを削除する場合,pdplgrgstコマンド実行前に次のものを削除しておいてください。
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削除するプラグインを使用した表
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削除するプラグインを使用したインデクス
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削除するプラグインが提供している抽象データ型,インデクス型,および関数を利用した,関数,手続き
XML Extensionを削除する場合は,次の形式で実行してください。なお,XMLデータ検索プラグインを削除する場合には,IXXMLインデクス型プラグイン,XMLデータ型プラグインの順に削除してください。
- コマンドの形式
pdplgrgst -d プラグイン定義ファイル名 PICファイル名
- 引数
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- プラグイン定義ファイル名
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プラグイン定義ファイルのファイル名を指定します。コマンドを入力するときのカレントディレクトリにあるファイル名または絶対パスを含めたファイル名を指定します。各プラグインに指定するプラグイン定義ファイル名を次の表に示します。
表2‒16 XMLデータ検索プラグインに指定するプラグイン定義ファイル名(XML Extensionの削除) XMLデータ検索プラグイン
プラグイン定義ファイル名
XMLデータ型プラグイン
_phdxml.adt
IXXMLインデクス型プラグイン
_phjxml.idx
- PICファイル名
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PICファイルのファイル名を指定します。コマンドを入力するときのカレントディレクトリにあるファイル名または絶対パスを含めたファイル名を指定します。各プラグインに指定するPICファイル名を次の表に示します。
表2‒17 XMLデータ検索プラグインに指定するPICファイル名(XML Extensionの削除) XMLデータ検索プラグイン
PICファイル名
XMLデータ型プラグイン
_phdxml.pic
IXXMLインデクス型プラグイン
_phjxml.pic
- コマンド実行例(UNIXの場合)
pdplgrgst -d $PDDIR/plugin/_phjxml/etc/_phjxml.idx \ $PDDIR/plugin/_phjxml/etc/_phjxml.pic pdplgrgst -d $PDDIR/plugin/_phdxml/etc/_phdxml.adt \ $PDDIR/plugin/_phdxml/etc/_phdxml.pic
上記は,2行でコマンドを入力した例を記載していますが,1行で入力する場合は,「\」(エスケープ文字)を入力しないでください。
- コマンド実行例(Windowsの場合)
pdplgrgst -d %PDDIR%\plugin\_phjxml\etc\_phjxml.idx %PDDIR%\plugin\_phjxml\etc\_phjxml.pic pdplgrgst -d %PDDIR%\plugin\_phdxml\etc\_phdxml.adt %PDDIR%\plugin\_phdxml\etc\_phdxml.pic
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「PDDIR」は,HiRDBインストール先フォルダパスが格納された環境変数を示します。環境変数PDDIRは「%」で囲んで「%PDDIR%」と入力してください。
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上記の例では,コマンドの引数を改行して記述していますが,実際は改行しないで入力してください。
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