Hitachi

データベース抽出・反映サービス機能 HiRDB Dataextractor Version 10


付録B.5 コマンドの指定方法

〈この項の構成〉

(1) xtrep,xtrepO,またはxtrepSコマンド

xtrepコマンドの指定方法について,適用OSがUNIXの場合とは異なる点について説明します。ORACLEの場合はxtrepO,SQL Serverの場合はxtrepSに読み替えてください。

xtrep
                 :
                 :
      {−o〔出力ファイル名〕|−O〔出力ファイル名〕}
      〔−a 個別環境セクション名〕
                 :
                 :
●{−o|−O}〔出力ファイル名〕 〜<パス名>((1〜70けた))

−oオプションまたは−Oオプションのどちらかを必ず指定してください。

オプションの指定方法は適用OSがUNIXの場合と同じです。

出力ファイルの名称は,xtrepコマンドの−oオプションまたは−Oオプションでの指定と,データ反映側の環境変数XTTMPDIRでの指定によって決定します。

出力ファイルの名称を,次の表に示します。

表B‒6 出力ファイルの名称

指定内容

出力ファイルの名称

出力ファイル名指定

環境変数XTTMPDIR

%XTTMPDIR%\出力ファイル名指定値

×

インストールディレクトリ\spool\出力ファイル名指定値

×

%XTTMPDIR%\抽出表名-年.月.日-時.分.秒

×

インストールディレクトリ\spool\抽出表名-年.月.日-時.分.秒

(凡例)

○:指定あり

×:指定なし

出力ファイル名指定:−oまたは−Oオプションでの出力ファイル名の指定

%XTTMPDIR%:環境変数XTTMPDIRでの指定値

指定した出力ファイル名または抽出表名に,スペースまたはコンマ(,)が含まれている場合は,作成されるファイル名ではスペースおよびコンマ(,)はアンダスコア(_)に変換されます。

●−a 個別環境セクション名 〜((1〜64けた))

環境変数情報設定ファイル(hirdbxtc.ini)に指定した,個別環境セクションのセクション名を指定します。HiRDB Dataextractor実行時,指定したセクションの環境変数が有効になります。省略時は,xtrepコマンドの場合xtrep00を,xtrepOコマンドの場合xtrepO00を,xtrepSコマンドの場合xtrepS00を仮定します。

(2) コマンド指定時の注意事項