Hitachi

データベース抽出・反映サービス機能 HiRDB Dataextractor Version 10


付録A.2 ファイル所要量

環境変数XTNLDFLTの指定によって,出力ファイル容量の計算式が異なります。

ファイル容量の見積もりを次の表に示します。

表A‒2 ファイル容量の見積もり

ファイルの種類

容量の計算式(単位:バイト)

出力ファイル

HiRDB反映,またはバイナリ形式のファイル作成の場合

環境変数XTNLDFLTに0または1を指定した場合※1

c

{Σ(列データ長i※4)}×n

i=1

環境変数XTNLDFLTに2を指定した場合

c

{Σ(列データ長i※4)+4×(c+1)}×n

i=1

DAT形式のファイル作成の場合※2

c

{Σ(列の最大文字変換長i※5)}×n

i=1

LOB入力ファイル※3

LOBデータ長※6

(凡例)

n:行数

c:列定義数

注※1

環境変数XTLOBKINDに0を指定した場合は,LOB入力ファイルが別途作成されます。

注※2

SGMLTEXT,BLOB列が存在する場合は,LOB入力ファイルが別途作成されます。

注※3

LOB入力ファイルは,列単位に作成されます。

注※4

列データ長については,「4.2.4(4)出力ファイル」を参照してください。

注※5

列の最大文字変換長を次に示します。また,繰返し列の場合は要素数を考慮する必要があります。DAT形式のファイル作成時の,繰返し列のデータ形式については,「3.1.1(6)繰返し列の抽出」を参照してください。

データ型

最大文字変換長(単位:バイト)

INTEGER

11

SMLLINT

6

DECIMAL

31

FLOAT

24

SMALLFLT

23

CHAR

定義長+2

VARCHAR

実長+2

NCHAR

定義長×2+2

NVARCHAR

実長+2

MCHAR

定義長+2

MVARCHAR

実長+2

DATE

10

TIME

8

INTERVAL YEAR TO DAY

10

INTERVAL HOUR TO SECOND

8

BLOB

LOB入力ファイルの最大絶対パス名称長

SGMLTEXT

LOB入力ファイルの最大絶対パス名称長

XML

FREEWORD

実長+2

BINARY

実長+2

TIMESTAMP

26

(凡例)

−:該当しません。

注※

DAT形式のファイル作成はできません。

注※6

最大ファイル数は,次の計算式で求めます。

 1行中のLOBデータ列定義数×行数