付録A.2 ファイル所要量
環境変数XTNLDFLTの指定によって,出力ファイル容量の計算式が異なります。
ファイル容量の見積もりを次の表に示します。
ファイルの種類 |
容量の計算式(単位:バイト) |
||
---|---|---|---|
出力ファイル |
HiRDB反映,またはバイナリ形式のファイル作成の場合 |
環境変数XTNLDFLTに0または1を指定した場合※1 |
c {Σ(列データ長i※4)}×n i=1 |
環境変数XTNLDFLTに2を指定した場合 |
c {Σ(列データ長i※4)+4×(c+1)}×n i=1 |
||
DAT形式のファイル作成の場合※2 |
c {Σ(列の最大文字変換長i※5)}×n i=1 |
||
LOB入力ファイル※3 |
LOBデータ長※6 |
- (凡例)
-
n:行数
c:列定義数
- 注※1
-
環境変数XTLOBKINDに0を指定した場合は,LOB入力ファイルが別途作成されます。
- 注※2
-
SGMLTEXT,BLOB列が存在する場合は,LOB入力ファイルが別途作成されます。
- 注※3
-
LOB入力ファイルは,列単位に作成されます。
- 注※4
-
列データ長については,「4.2.4(4)出力ファイル」を参照してください。
- 注※5
-
列の最大文字変換長を次に示します。また,繰返し列の場合は要素数を考慮する必要があります。DAT形式のファイル作成時の,繰返し列のデータ形式については,「3.1.1(6)繰返し列の抽出」を参照してください。
データ型
最大文字変換長(単位:バイト)
INTEGER
11
SMLLINT
6
DECIMAL
31
FLOAT
24
SMALLFLT
23
CHAR
定義長+2
VARCHAR
実長+2
NCHAR
定義長×2+2
NVARCHAR
実長+2
MCHAR
定義長+2
MVARCHAR
実長+2
DATE
10
TIME
8
INTERVAL YEAR TO DAY
10
INTERVAL HOUR TO SECOND
8
BLOB
LOB入力ファイルの最大絶対パス名称長
SGMLTEXT
LOB入力ファイルの最大絶対パス名称長
XML
−※
FREEWORD
実長+2
BINARY
実長+2
TIMESTAMP
26
- (凡例)
-
−:該当しません。
- 注※
-
DAT形式のファイル作成はできません。
- 注※6
-
最大ファイル数は,次の計算式で求めます。
1行中のLOBデータ列定義数×行数