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データベース抽出・反映サービス機能 HiRDB Dataextractor Version 10


7.2.1 TCP/IP使用時のHiRDB Dataextractorの開始と終了

TCP/IP使用時のHiRDB Dataextractorの開始と終了は,データ抽出側の場合と,データ反映側およびファイル作成側の場合とで異なります。

〈この項の構成〉

(1) データ抽出側のHiRDB Dataextractorの開始と終了

HiRDB,ORACLE,またはSQL Serverからデータを抽出する場合は,抽出側のHiRDB Dataextractorはxtrepコマンド,xtrepOコマンド,またはxtrepSコマンドの実行によって起動され,開始します。反映処理またはファイル作成処理が完了すると,終了します。

HiRDB,またはORACLEからデータを抽出して,XDM/RDへ反映する場合および順編成データセットを作成する場合は,抽出側のHiRDB DataextractorはXDM/XTからの制御によって,/etc/inetd.confでの指定に従ってOSのinetdによって起動されて開始します。反映処理または順編成データセットの作成が完了すると,終了します。

(2) データ反映側,およびファイル作成側のHiRDB Dataextractorの開始と終了

データ反映側およびファイル作成側のHiRDB Dataextractorは,抽出したデータが抽出側から送信されてくると,/etc/inetd.confでの指定に従ってOSのinetdによって起動されて開始します。処理が完了すると,自動的に終了します。

/etc/inetd.confでの設定方法については,「2.2.4 HiRDB Dataextractorを使用するために設定するファイル」を参照してください。