2.3.2 データ転送の準備
- 〈この項の構成〉
(1) HiRDB,ORACLE,またはSQL Serverからデータを抽出してHiRDBヘ反映する場合,およびHiRDB,ORACLE,またはSQL Serverからデータを抽出してファイルを作成する場合
HiRDB,ORACLE,またはSQL ServerのDBからデータを抽出してHiRDBのDBヘ反映する場合,およびHiRDB,ORACLE,またはSQL ServerのDBからデータを抽出してファイルを作成する場合は,TCP/IPの通信プロトコルを使用します。このため,次の指定が必要です。
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反映先またはファイル作成先のホスト名の指定(抽出側の/etc/hostsに登録する)
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反映側またはファイル作成側のHiRDB Dataextractorのポート番号の指定(反映側またはファイル作成側の/etc/servicesに登録する)
指定方法については,「2.2.4 HiRDB Dataextractorを使用するために設定するファイル」を参照してください。
(2) XDM/XTを使用した,メインフレーム側のDBとHiRDB,ORACLE間の抽出・反映の場合,およびメインフレーム側のDBからファイルを作成する場合
次の場合には,XNFまたはXNF E2での通信環境の設定が必要です。詳細については,マニュアル「データベース抽出プログラム XDM/XT」を参照してください。
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XDM/RDからデータを抽出して,HiRDBへ反映またはファイルを作成する場合
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順編成データセットからデータを抽出して,HiRDBへ反映またはファイルを作成する場合
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HiRDB,またはORACLEからデータを抽出して,XDM/RDへ反映または順編成データセットを作成する場合