2.2.5 ODBC環境の設定(SQL Serverを使用する場合)
ODBCドライバを使用してデータ連動する場合,HiRDB Dataextractorを実行する前に,ODBC環境を設定する必要があります。
ここでは,ODBCドライバの設定内容について説明します。
(1) ODBCデータソースの作成
ODBCデータソースの作成手順を次に示します。
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ODBCデータソースアドミニストレータを実行します。
- Windows 2000,Windows Server 2003,Windows Server 2008の場合
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「コントロールパネル」から[管理ツール]−[データソース(ODBC)]の順に選択します。
- Windows XPの場合
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「コントロールパネル」から[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]−[データソース(ODBC)]の順に選択します。
クラシック[スタート]メニューをご利用の場合は,Windows 2000の場合と同じ順に選択します。
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[システムDSN]タブを選択し,[追加...]ボタンをクリックします。
HiRDB Dataextractorで使うデータソース名称(DSN)を,システムDSNとして作成します。
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SQL ServerのODBCドライバを選択し,[完了]ボタンをクリックします。
(2) ODBCデータソースを作成するときの注意点
ODBCデータソースを作成するときは,次の点に注意してください。
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[SQL Serverが,ログインIDの権限の確認を行う方法は?]で,次の各項目を選択した場合の処理を次に示します。
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[ネットワークへのログインIDで,Windowsの認証メカニズムを使う]を選択した場合
SQL Server接続ユーザIDおよびパスワードは無視されます。
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[ユーザーが入力するSQL Server用のログインIDとパスワードを使う]を選択した場合
SQL Server接続ユーザIDおよびパスワードを使用してSQL Serverにアクセスします。
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接続対象にできるのは,[規定のデータベースを以下のものに変更する]で選択したデータベースに作成した表だけです。