Hitachi

HiRDB データ連動拡張機能 HiRDB Datareplicator Extension Version 10


4.1.3 文字コードの対応の設計

文字コードの対応の設計方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 文字コードの種類

抽出側DBがOracleの場合に抽出対象となる文字コードは,シフトJISUTF-8又はEUCです。また,抽出側DBはHiRDBの場合に抽出対象となる文字コードは,シフトJISUTF-8又はEUCです。

ただし,HiRDBシステム同士のデータ連動と同様に,実際に抽出側DBが上記の文字コード体系で運用されているかどうかのチェックはしません。

(2) 文字コードの変換

(a) EBCDIK/KEISからEUCへの文字コードの変換規則

Oracleの識別子に指定できるのは30バイトまでです。EBCDIK/KEISからEUC及びUTF-8への文字コードの変換後に識別子が30バイトを超えた場合は,定義解析時にエラーとなります。このため,データ連動を開始する前に,あらかじめ抽出側システムをチェックして,識別子が制限値を超えないことを確認してください。