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HiRDB データ連動拡張機能 HiRDB Datareplicator Extension Version 10


2.14.2 キューモニタプロセスの起動(Oracleの場合)

Datareplicatorでは,DEQUEUE済みメッセージ(更新データ)を一定時間経過後に削除する指定をOracleに対して発行しています。このため,キューメッセージに対して時間監視を行うキューモニタープロセスを起動しておく必要があります。キューモニタープロセスの起動方法を次に幾つか示します。

方法1:Oracle初期化パラメタファイルへのパラメタ追加による起動

Oracle初期化パラメタファイルに次のパラメタを追加します。

aq_tm_processes=1            (設定値は1以上を指定してください)

パラメタ追加後,Oracleを再起動してください。再起動後にSQL*Plusで"show parameters aq_tm_processes"を実行して,パラメタ設定値が1以上になっていることを確認するか,OracleのログからQMUx(xは0〜9の数字)のプロセスが起動されたことを確認してください。

方法2:SQL * Plusによるパラメタの追加による起動

SQL * Plusを起動し,"ALTER SYSTEM"コマンドを使用してパラメタを追加します。

ALTER SYSTEM SET aq_tm_processes=1  (設定値は1以上を指定してください)

パラメタ追加後,Oracleを再起動してください。再起動後にSQL*Plusで"show parameters aq_tm_processes"を実行して,パラメタ設定値が1以上になっていることを確認するか,OracleのログからQMUx(xは0〜9の数字)のプロセスが起動されたことを確認してください。

キューモニタープロセスが起動されなかった場合,DEQUEUE済みメッセージがキューテーブルから削除されません。そして,キューテーブルが満杯になってアプリケーションにエラーが返されます。パラメタの詳細についてはOracleのマニュアルを参照してください。