2.14.1 データ連動リソース管理ユーザに対する権限付与
データ連動リソース管理ユーザに対しては,次に示す権限を与えておく必要があります。
- Oracleの場合
-
権限種別
説明
権限を与えていない場合
DBA権限
任意のユーザが所有する抽出対象表に対するトリガの定義を可能とするための権限です。
- 権限付与例
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CONNECT system/manager;
GRANT DBA TO 管理ユーザ名;
hdeprepXコマンド実行時のトリガ作成処理でエラーとなります。
権限を与えた後,hdeprepOを再実行してください。
キューテーブル管理者権限
キューテーブル管理者としてキューテーブルを作成するための権限です。
- 権限付与例
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CONNECT system/manager;
GRANT AQ_ADMINISTRATOR_ROLE TO 管理ユーザ名;
hdestartXコマンド(-iオプションを指定)実行時のキューテーブル作成処理でエラーとなります。
権限を与えた後,hdestartOコマンド(-iオプションを指定)を再実行してください。
キューテーブルパッケージ実行権限
キューテーブル操作用パッケージを実行するための権限です。
- 権限付与例
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CONNECT system/manager;
GRANT EXECUTE ON DBMS_AQADM TO 管理ユーザ名;
GRANT EXECUTE ON DBMS_AQ TO 管理ユーザ名;
hdeprepXコマンド実行時のトリガ作成処理でエラーとなります。
権限を与えた後,hdeprepOを再実行してください。
- SQL Serverの場合
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ユーザ
ロール種別
ロール
ログインアカウント
固定サーバロール
制限なし
ユーザアカウント
固定データベースロール
db_ddladmin,db_datareader,db_datawrite
注 権限は,SQL Server管理コンソールから与えてください。