Hitachi

HiRDB データ連動拡張機能 HiRDB Datareplicator Extension Version 10


2.4.1 抽出側Datareplicator Extensionの環境変数の設定(UNIX)

Oracleとデータ連動する場合は,Datareplicatorの環境変数及びOracleのアプリケーションを使用するのに必要な環境変数を設定してください。Oracleとデータ連動する場合の環境変数の設定内容を次の表に示します。

表2‒5 Oracleとデータ連動する場合の環境変数の設定内容(抽出側Datareplicator(UNIX))

環境変数

設定内容

PATH

Datareplicatorのコマンドライブラリの名称を指定します。※1

HDEPATH

抽出側Datareplicatorの運用ディレクトリを指定します。※2

Oracle用環境変数※3

OracleのOCIアプリケーション実行に必要な環境変数を設定します。

注※1

コマンドライブラリの名称は,/opt/hirdbds/bin/ です。Datareplicatorのコマンドライブラリについては,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してください。

注※2

Datareplicatorの運用ディレクトリの指定方法については,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してください。

注※3

Oracle用環境変数の設定内容については,Oracleのマニュアルを参照してください。

なお,ライブラリパスを指定する環境変数に256バイト以上の値を指定した場合,抽出側Datareplicator Extensionは指定値不正エラーとなります。256バイト以上の値を指定する必要がある場合には,node_shlibpathオペランドを指定してください。node_shlibpathオペランドの詳細については,「5.1.1 抽出システム定義」のnode_shlibpathオペランドを参照してください。

なお,次の場合は,Oracle用環境変数のNLS_LANGの設定を必ずしてください。

NLS_LANGの設定をしない場合は,抽出データが文字化けする場合があり,データ連動の動作を保証できません。