Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


6.9 系切り替え機能を使うときの運用

DatareplicatorではHiRDBの連動切り替えを使用して,系切り替えできます。これは,HiRDBの系が切り替わったときにDatareplicatorの系も切り替えるものです。Datareplicatorで障害が発生したときに,Datareplicatorを単独で系切り替えすることはできません。なお,HiRDBでの系切り替え機能の運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。

系切り替え機能は,次の表に示すクラスタソフトウェアで使用できます。

表6‒16 サポートしているクラスタソフトウェア

クラスタソフトウェア

対象OS

HP-UX

Solaris

AIX

Linux

Linux(Amazon EC2)

Windows

HAモニタ

×

×

MC/ServiceGuard

×

×

×

×

×

HACMP

×

×

×

×

×

Microsoft Cluster Server

×

×

×

×

×

(凡例)

○:使用できます。

×:使用できません。

系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態を次の図に示します。

図6‒28 系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態

[図データ]

〈この節の構成〉