6.9 系切り替え機能を使うときの運用
DatareplicatorではHiRDBの連動切り替えを使用して,系切り替えできます。これは,HiRDBの系が切り替わったときにDatareplicatorの系も切り替えるものです。Datareplicatorで障害が発生したときに,Datareplicatorを単独で系切り替えすることはできません。なお,HiRDBでの系切り替え機能の運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
系切り替え機能は,次の表に示すクラスタソフトウェアで使用できます。
クラスタソフトウェア |
対象OS |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
HP-UX |
Solaris |
AIX |
Linux |
Linux(Amazon EC2) |
Windows |
||
HAモニタ |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
× |
|
MC/ServiceGuard |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
|
HACMP |
× |
× |
○ |
× |
× |
× |
|
Microsoft Cluster Server |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
- (凡例)
-
○:使用できます。
×:使用できません。
系切り替え機能を使ったデータ連動システムの形態を次の図に示します。
|