Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


9.7.2 抽出情報キューファイル回復機能の前提条件

抽出情報キューファイル回復機能を使用するための条件について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 前提条件

次の条件を満たしている必要があります。

(2) 抽出側Datareplicatorの初期開始(バージョンアップ時)

抽出側Datareplicatorを08-01より前のバージョンから08-01以降にバージョンアップした場合は,抽出側Datareplicatorを初期開始してください

08-01より前のバージョンの抽出情報キューファイルは,抽出情報キューファイル回復機能では回復できません(データ連動回復機能で回復してください)。08-01より前のバージョンの抽出情報キューファイルが存在する場合は,抽出側Datareplicatorの起動時に,KFRB05037-Wメッセージが出力されます。

注※

抽出情報キューファイル回復機能を使用しないシステムの場合は,初期開始は必要ありません。

(3) 制限事項

データ連動回復機能を使用しているときに抽出情報キューファイルに障害が発生した場合,抽出情報キューファイル回復機能は使用できません。再度,データ連動回復機能で障害を回復してください。