Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


hdsfmkfs(Datareplicatorファイルシステム領域の初期化)

〈このページの構成〉

機能

Datareplicatorファイルシステム領域を初期化します。

Datareplicatorファイルシステム領域は,UNIX版Datareplicatorで使えます。Windows版Datareplicatorではこのコマンドは使えません。

Datareplicatorで使ったキャラクタ型スペシャルファイルを再初期化するときは,再初期化するかどうかを確認するメッセージが表示されます。この確認メッセージに「Y」を入力すると,Datareplicatorファイルシステム領域が再初期化されます。「Y」以外を入力すると,コマンド処理は中止されます。初期化していないキャラクタ型スペシャルファイルを指定してコマンドを実行すると,確認メッセージを表示しないで初期化します。

形式

hdsfmkfs  -l 最大ファイル数 -f キャラクタ型スペシャルファイル名
     〔 -n Datareplicatorファイルシステム領域サイズ〕
     〔 -q resp|noresp 〕
注※

このオプションは,HP-UXの場合だけ省略できます。

オプション

規則

領域が初期化されていないことを示すメッセージが出力される理由:
  • 指定したキャラクタ型スペシャルファイルが割り当てられていません。

  • キャラクタ型スペシャルファイル以外のファイルを指定しています。

  • Datareplicatorを実行したユーザに,キャラクタ型スペシャルファイルへのread/write権限がありません。

領域が使用中であることを示すメッセージが出力される理由:
  • Datareplicatorの実行中にhdsfmkfsコマンドを実行しています。

ファイルアクセスエラーのメッセージが出力される理由:
  • Datareplicatorファイルシステム領域のディスクに障害が起こりました。