Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


5.12.1 二重化定義(反映側)の形式と説明

反映側システムの二重化定義で使用する論理ファイル名と物理ファイル名の対応を定義します。

〈この項の構成〉

(1) 形式

{{ logical_file = 論理ファイル名
    physical_file_a = 物理ファイル名1
    physical_file_b = 物理ファイル名2
# コメント行
}}
   :

定義文の1行の長さは半角1,024文字以内です。コメントを記述する場合は,行の先頭に「#」を記述してください。

(2) オペランドの説明

logical_file = 論理ファイル名

二重化するファイルの論理ファイル名を指定します。ファイルごとの論理ファイル名を次に示します。

対象システム

定義ファイル

論理ファイル名

反映側システム

反映マスタステータスファイル

hdsinitstate

反映ステータスファイル

反映環境定義に指定した名称

反映情報キューファイル

反映環境定義に指定した名称

論理ファイル名を重複して定義した場合は,定義解析エラーが発生します。また,反映環境定義ファイル中にない論理ファイル名称を定義した場合,その論理ファイル名に関する定義は無視されます。

physical_file_a = 物理ファイル名1,physical_file_b = 物理ファイル名2

〜((1〜125))(単位:バイト)

logical_fileで指定した論理ファイルを構成する物理ファイル名を絶対パスで指定します。物理ファイル名を重複して定義した場合は,定義解析エラーが発生します。