Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


5.6 抽出側HiRDBの定義

HiRDBのデータベースからデータを抽出する場合は,抽出側HiRDBの定義に,抽出側Datareplicatorを使うために必要な情報を定義します。

抽出側Datareplicatorを使うために必要なHiRDBの定義を次の表に示します。HiRDBの定義の記述形式とこのほかのHiRDBの定義については,マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してください。

表5‒13 抽出側Datareplicatorを使うために必要なHiRDBの定義

定義名

記述形式

オペランド

内容

再開始時の変更可否

システム共通定義

set形式

pd_rpl_init_start

抽出側HiRDBでのデータ連動の開始方法を指定します。

×

pd_log_rpl_no_standby_file_opr

システムログファイルがスワップできなかった場合の,データ連動に対する処置を指定します。

ユニット制御情報定義

set形式

pd_rpl_hdepath

抽出側Datareplicatorで使うディレクトリ名を指定します。

×

(凡例)

○:HiRDBの再開始時にオペランドを変更できます。

×:HiRDBの再開始時にオペランドを変更できません。

〈この節の構成〉