Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


2.12.2 syslogfileの文字コード変換

syslogfileに出力するメッセージの文字コードをSJISからUTF-8に変換できます。

ただし,Datareplicatorの運用コマンドのプロセスがsyslogfileに出力するメッセージは,文字コード変換の対象となりません。

文字コードを変換することで,syslogfileに出力されるメッセージの文字コードがUTF-8に統一されるため,次のメリットがあります。

前提条件

syslogfileの文字コード変換を行うためには,次の条件をすべて満たす必要があります。

  • Linux,拡張SYSLOG機能,及び日立コード変換のバージョンの組み合わせが次の表に示す組み合わせと一致する

    表2‒27 Linuxのバージョンと,拡張SYSLOG機能,及び日立コード変換のバージョン

    Linuxのバージョン

    拡張SYSLOG機能のバージョン

    日立コード変換のバージョン

    RedHat Enterprise Linux 5.1 (IPF)

    拡張SYSLOG機能 02-00以降

    日立コード変換-Runtime(64) 02-03以降

    RedHat Enterprise Linux 5.1 (x86)

    拡張SYSLOG機能 02-01以降

    日立コード変換-Runtime 02-03以降

    RedHat Enterprise Linux 5.1 (EM64T)

    32ビットアドレッシングモード

    拡張SYSLOG機能 02-01以降

    日立コード変換-Runtime 02-05以降

    RedHat Enterprise Linux 5.1 (EM64T)

    64ビットアドレッシングモード

    日立コード変換-Runtime(64) 02-05以降

  • 抽出システム定義及び反映システム定義のdblocaleオペランドにsjisを指定し,msglocaleオペランドにsjis-japanese又はenglishを指定している