Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


2.9.1 サービス名の登録

servicesファイル(Windowsのシステムディレクトリ\drivers\etc\services)に,次に示す形式でサービス名とポート番号を指定します。

     サービス名 ポート番号/tcp
〈この項の構成〉

(1) 抽出側Datareplicatorの場合

抽出側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容を次の表に示します。

表2‒21 抽出側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容

サービス名

ポート番号※1

設定するサーバマシン

抽出側HiRDBがシングルサーバの場合

抽出側HiRDBがパラレルサーバの場合

反映側システムとの通信で使うサービス名を任意の名称で指定します。

送信環境定義のhdeserviceオペランドにも,同じ名称を指定してください。

システム内で使える任意の番号を指定します。

反映側システムと同じ番号を指定してください。

シングルサーバを定義したサーバマシン

バックエンドサーバを定義したすべてのサーバマシン※2

抽出マスタプロセスと抽出ノードマスタプロセスとの通信で使うサービス名「hdenmserv」を指定します。

名称は変更できません。

インストール完了後,Windowsを終了又は再起動する前に指定してください。

システム内で使える任意の番号を指定します。

ポート番号は,システムマネジャのサーバとバックエンドサーバのサーバとで同じにしてください。

シングルサーバを定義したサーバマシン

  • システムマネジャを定義したサーバマシン

  • バックエンドサーバを定義したすべてのサーバマシン※2

注※1

既にservicesファイルに登録してあるポート番号や,ほかのソフトウェアで使うポート番号は指定できません。

注※2

抽出側DBがないバックエンドサーバも含みます。

(2) 反映側Datareplicatorの場合

反映側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容を次の表に示します。

表2‒22 反映側Datareplicatorでservicesファイルに指定する内容

サービス名

ポート番号

抽出側システムとの通信で使うサービス名を任意の名称で指定します。

反映システム定義のhdsserviceオペランドにも同じ名称を指定してください。

システム内で使える,任意の番号を指定します。

抽出側システムと同じ番号を指定してください。

注※

既にservicesファイルに登録してあるポート番号や,ほかのソフトウェアで使っているポート番号は指定できません。