Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


2.1.2 抽出側システムに必要な製品

抽出側システムに必要な製品の一覧を次の表に示します。次の表では,OSと周辺PPは省略します。

表2‒2 抽出側システムに必要な製品の一覧

抽出側DB

データ連動に必要な製品

備考

HiRDB

HiRDB Datareplicator

特にありません。

XDM/SD E2

XDM/DS

特にありません。

XDM/RD E2

XDM/DS

特にありません。

ADM

ADM/EB

ADMがオンライン環境で稼働する場合に必要です。

XDM/DS又はVOS3 Database Datareplicator※1

特にありません。

PDMII E2(VOS3)

PDMII/EF

XDM/DS又はDatabase Datareplicatorを使用してデータ連動する場合に必要です。

XDM/DS又はVOS3 Database Datareplicator※1

XDM/DS又はVOS3 Database Datareplicatorを使用しないで,SAMファイルを作成してデータ連動することもできます。

PDMII E2(VOS1)※2

抽出側DBでSAMファイルを作成し,次に示すファイル転送プログラムを使用して反映側に転送します。

VOS1 XFIT/FTP,VOS1 HCAM/TCP,又はVOS1 IFIT/IEX

TMS-4V/SP※3

TMS-4V/SP/データ連携支援(VOS3)

TMS-4V/SPを使用してデータ連動する場合に必要です。

XDM/DS又はVOS3 Database Datareplicator※1

特にありません。

RDB1 E2※2

抽出側DBでSAMファイルを作成し,以下のファイル転送プログラムを使用して反映側に転送します。

VOS1 XFIT/FTP,VOS1 HCAM/TCP,又はVOS1 IFIT/IEX

(凡例)

−:データ連動に必要な製品はありません。

注※1

XDM/DS以外にも,メインフレームのデータベース向けのデータ連動製品にVOS3 Database Datareplicatorがあります。VOS3のデータ連動製品がXDM/DSでもVOS3 Database Datareplicatorでも,Datareplicatorで定義する内容は変わりません。

注※2

自動的にはデータ連動できないため,反映側Datareplicatorで抽出データを反映する操作が必要になります。

注※3

TMS-4V/SPを抽出側DBにするときは,ほかの抽出側DBと比べてデータ形式が異なります。TMS-4V/SPからの抽出については,マニュアル「VOS3 XDMデータ連動機能 XDM/DS 解説・定義」又は「VOS3 TMS-4V/SP データ連携支援機能 TMS-4V/SP/データ連携支援」を参照してください。