5.1.2 UAPの形態移行
UAPの実行形態として,次の3種類が考えられます。
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HiRDBクライアントを利用してXDM/RD E2にアクセスするUAP
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HiRDBクライアントを利用してHiRDBサーバにアクセスするUAP
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HiRDBクライアントを利用しないで,XDM/RD E2内でXDM/RD E2をアクセスするUAP
これらのUAPのソースは完全に互換性があるわけではないため,UAPの実行形態を移行する場合には,UAPの修正が必要になることがあります。
また,異なるOSに移行する場合(項番3.から項番1.への移行など)は,SQLに関する仕様だけではなく,言語の差異もある場合があるので注意が必要です。
移行することを前提にUAPを開発する場合には,移行時の修正量を少なくするために,あらかじめ仕様差のない範囲内でUAPを開発するなどの工夫をすることをお勧めします。
SQLの仕様差については,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2 系 XDM/RD E2 SQLリファレンス」を参照してください。