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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 XDM/RD E2接続機能


5.1.1 SQLのデータ型とデータ記述

SQLのデータ型とクライアントUAPの各言語のデータ記述またはデータ型の対応は,HiRDBの仕様に従います。

SQLのデータ型とデータ記述については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

ただし,XDM/RD E2接続機能を使用する際の追加項目については,「SQLのデータ型とデータ記述」を参照してください。

XDM/RD E2の文字コードをKEISコードにした場合,データに2バイトコードを使用するとデータの長さが変化しますので,変化することを考慮して埋込み変数の長さを定義してください。

例えば,列データの定義がMCHAR(20)である場合に,埋込み変数の定義を20バイトにして2バイトコードを含むデータの挿入をしようとすると,文字コード変換後に20バイトを超えるので,実行時にエラーになります。

1バイトコードと2バイトコードが混在する場合,文字コード変換によって最大7/3倍になるため,埋込み変数(入力変数)の長さは8バイト(20バイト×3÷7≒8)で定義しなければなりません。

文字コードに関する注意事項の詳細については,「文字コードに関する注意事項」を参照してください。

文字コード変換規則の詳細については,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2 系 XDM/RD E2 使用の手引−運用編−」を参照してください。

なお,文字コード変換による文字長の変化を意識したくない場合は,表定義時に列のデータ型を文字集合シフトJISを指定することをお勧めします。

文字集合の詳細については,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2系 XDM/RD E2 SQLリファレンス」を参照してください。