14.1 障害対策の概要
ログ同期方式運用時の障害対策について説明します。障害が発生した場合のHiRDBの動作と対処方法を次の表に示します。
表14‒1 障害が発生した場合のHiRDBの動作と対処方法
障害事象
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HiRDBの動作
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障害発生後の状態
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対処方法
(参照先)
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業務サイト
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ログ適用サイト
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メインサイト,リモートサイト間のTrueCopyの経路障害が発生し,TrueCopyの更新コピーができなくなった
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保護モードがdataの場合,システムファイルへの出力に失敗し,異常終了します。
保護モードがneverの場合,システムファイルへの出力に成功し,処理を継続します。
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ログ適用を継続します。
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ログ適用
可能状態
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「TrueCopyの経路障害が発生した場合の対処方法」
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業務サイトのHiRDBが,ログ適用していないシステムログを上書きし,ログ適用が継続できなくなった
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処理を継続します。
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ログ適用を中止し,異常終了します。
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ログ適用
不可能状態
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「ログ適用していないシステムログを上書きした場合の対処方法」
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業務サイトのHiRDBで,システムログファイルのスワップ先がなくなり,業務が継続できなくなった
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異常終了します。
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ログ適用を継続します。
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ログ適用
不可能状態
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「システムログファイル満杯によってHiRDBが異常終了した場合の対処方法」
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副ステータスファイルを配置したディスクに障害が発生し,現用の副ステータスファイルへの出力に失敗した
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処理を継続します。
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副ステータスファイルをスワップし,ログ適用を継続します。※1
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ログ適用
可能状態※2
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マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」のステータスファイルに障害が発生したときの対処方法を参照して対処してください。※3
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副シンクポイントダンプファイルを配置したディスクに障害が発生し,現用の副シンクポイントダンプファイルへの出力に失敗した
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処理を継続します。
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副シンクポイントダンプファイルをスワップし,ログ適用を継続します。※1
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ログ適用
可能状態※2
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マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」のシンクポイントダンプファイルに障害が発生したときの対処方法を参照して対処してください。※3
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ディスク障害が発生した
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−
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−
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−
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「ディスク障害が発生した場合の対処」
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- (凡例)
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−:該当する参照先を参照してください。
- 注※1
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スワップ先がなく,ログ適用サイトのHiRDBが異常終了した場合は,副ステータスファイルまたは副シンクポイントダンプファイルの障害を取り除いたあと,システムログ適用化を実施してください。
- 注※2
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スワップ先がなく,ログ適用サイトのHiRDBが異常終了した場合は,ログ適用可能状態を保持できません。この場合,副ステータスファイルまたは副シンクポイントダンプファイルの障害を取り除いてシステムログ適用化を実施したあと,業務サイトおよびログ適用サイトのHiRDBを開始してください。
- 注※3
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参照先では,ステータスファイルを副ステータスファイル,シンクポイントダンプファイルを副シンクポイントダンプファイルにそれぞれ読み替えてください。
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