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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド


10.2.12 ログ適用サイトのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認

ログ適用サイトのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認をします。

リアルタイムSANレプリケーションの構成確認は,pdrisechk -l -nコマンドで行います。なお,pdrisechk -l -nコマンドではチェックできない項目があります。コマンドでチェックできない項目については,HiRDB管理者がチェックをしてください。pdrisechk -l -nコマンドでのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認可否を次の表に示します。

表10‒5 pdrisechk -l -nコマンドでのリアルタイムSANレプリケーションの構成確認可否(ログ適用サイトでの初期構築時)

項番

チェック項目

構成確認可否

1

サイト状態が「ログ適用」か

2

ペア論理ボリュームグループがすべてあるか

3

項番2のペア論理ボリュームグループのボリューム属性がS-VOLになっているか

4

項番2のペア論理ボリュームグループのペアステータスがPAIRになっているか

5

項番2のペア論理ボリュームグループのフェンスレベルが,表「paircreateコマンド実行時に指定するフェンスレベル(ログ同期方式でのシステム構築時)」で示す仕様に従っているか

6

HiRDBファイルが「名称規則」の規則に従っていて,正しいペア論理ボリュームグループに配置されているか

×

(凡例)

○:チェックできます。

△:チェックできます。ただし,ファイル区分がDBのペア論理ボリュームグループについてはチェックできません。

×:チェックできません。HiRDB管理者がチェックしてください。

注※

ファイル区分がDBのペア論理ボリュームグループについては,ボリューム属性がSMPLになっているかをチェックします。