Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド


10.2.9 リモートサイトのHiRDBの構成確認

リモートサイトのHiRDBの構成確認をします。

構成確認は,pdconfchkコマンドで行います。なお,pdconfchkコマンドではチェックできない項目があります。コマンドでチェックできない項目については,HiRDB管理者がチェックをしてください。pdconfchkコマンドでのHiRDBの構成確認可否を次の表に示します。

表10‒4 pdconfchkコマンドでのHiRDBの構成確認可否(リモートサイトでの初期構築時)

項番

チェック項目

構成確認可否

1

HiRDBのシステム定義について,リアルタイムSANレプリケーションを使用するときに必要なオペランドに誤りがないか

2

RAID Managerのコンフィグレーションファイルの記述が正しいか

×

3

RAID Managerインスタンス番号が正しいか

×

4

RAID Managerインスタンスが起動しているか

×

5

システムファイルがすべてあるか※1

※2

(凡例)

○:チェックできます。

×:チェックできません。HiRDB管理者がチェックしてください。なお,この項目が正しくチェックできていないと,HiRDBの動作は保証されません。

注※1

副シンクポイントダンプファイルおよび副ステータスファイルについてはチェックしません。これらのファイルは,「ログ適用サイトの副シンクポイントダンプファイル,副ステータスファイルの構成確認」でチェックします。

注※2

-nオプションを指定した場合はチェックしません。