10.2.8 リモートサイトのHiRDBの環境構築
リモートサイトのHiRDBシステムを構築します(システムファイルの作成まで行ってください)。HiRDBシステムの構築方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。また,構築時の留意点については,「システム設計時の考慮点」を参照してください。
- 注意事項
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HiRDBファイルシステム領域とペアボリュームとの対応に誤りがないように注意してください。対応に誤りがあると,データ欠損が発生したり,ログ適用サイトでの再開始ができなくなったりします。
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ログ同期方式を適用する場合,付加PPのHiRDB Disaster Recovery Light Editionをインストールして,pdopsetupコマンドでセットアップをしてください。このとき,リモートサイトのすべてのユニット(系切り替え機能を使用している場合は予備系のユニットも含む)に対してインストールとセットアップを行います。
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リモートサイトで使用するHiRDBファイル(ファイル区分がUSTS,SSTS,LOG,およびSPDのファイル)は,メインサイトのファイルと同期化されているため,リモートサイトでは作成しないでください。また,ファイル区分がDBのHiRDBファイルについては,あとで実施する「システムログ適用化」でメインサイトのファイルがコピーされるため,作成不要です。
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プラグインを使用する場合,ログ適用サイトのHiRDBでは,プラグインのインストールとセットアップだけ行ってください。次の項目は,業務サイトのHiRDBでだけ実施してください。
(1)データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザ用RDエリア,およびユーザLOB用RDエリアの追加
(2)プラグインの登録(pdplgrgstコマンドの実行)
(3)レジストリ機能の初期設定(pdreginitコマンドの実行)
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