3.2.4 ペア論理ボリュームグループのテイクオーバ(メイン→リモート)
更新コピーの対象ファイルを配置したペア論理ボリュームグループをRAID Managerのhorctakeoverコマンドでリモートサイトにテイクオーバします。このとき,リモートサイトのボリュームがP-VOLになるようにします。ペア論理ボリュームグループはすべてテイクオーバしてください。horctakeoverコマンドについては,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
ペア論理ボリュームグループのテイクオーバの実行例を次に示します。システム構成は次のとおりとします。
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HiRDB識別子:HRD1
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ユニット識別子:UNT1
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サーバ名:sds1
set pd_system_id = HRD1 set pd_rise_use = Y set pd_rise_pairvolume_combination = hybrid set pd_rise_fence_level = data pdunit -u UNT1 -x host1 -d "/opt/HiRDB_S" pdstart -t SDS -s sds1 -u UNT1
●horctakeoverコマンドの実行例(リモートサイトから実行)
horctakeover -g HRD1_sds1_DB -t 10000 horctakeover -g HRD1_sds1_LOG horctakeover -g HRD1_UNT1_USTS horctakeover -g HRD1_sds1_SSTS horctakeover -g HRD1_sds1_SPD