付録B.2 インナレプリカ機能を使用中に定義系SQLを実行する場合の注意事項
定義系SQLを発行するときは,次の点に注意してインナレプリカの運用方法を決定してください。
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対象の表に関連するすべてのRDエリア※1は,複製定義数を一致させ,レプリカRDエリアの世代番号※2をすべてそろえて運用してください。ただし,HiRDB/パラレルサーバで表のサーバ間分割をしている場合は,複製定義数または世代番号はサーバ内でそろっていれば問題ありません。
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RDエリア内に複数の表またはインデクスがある場合は,すべての表に関連する格納RDエリアを一組にして運用してください。
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複数の世代に定義系SQLを実行する場合は,世代数分の処理時間と排他資源が必要になります。
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レプリカRDエリアの実体がオリジナルRDエリアと別になっている状態でKFPH22032-Wメッセージが出力された場合,レプリカRDエリアの再作成が必要です。詳細は「KFPH22032-Wメッセージの出力と対処」を参照してください。
- 注※1
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関連するRDエリアの確認には,pdrdreflsコマンドを使用します。
- 注※2
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レプリカRDエリアの定義数または世代番号の確認には,pddblsコマンドを使用します。