3.6.1 データベースの状態表示
次の表に示すHiRDBのコマンドでレプリカRDエリアを含めたHiRDBの状態が確認できます。
項番 |
コマンド名 |
機能 |
---|---|---|
1 |
pddbls |
RDエリアの状態を確認する |
2 |
pddbst |
データベースの状態解析をする |
- 〈この項の構成〉
(1) RDエリアの状態表示
pddblsコマンドに-oオプションを指定すると,指定されたRDエリアのインナレプリカグループ内の状態を表示できます。pddblsコマンドは,HiRDB管理者が,HiRDBの稼働中に実行します。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構成している場合,システムマネジャがあるサーバマシンで実行します。pddblsコマンドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
- pddblsコマンドの実行例
pddbls -r RD01,RD02 -o
オリジナルRDエリアRD01とRD02を含むインナレプリカグループ内のRDエリアの状態を表示します。表示結果の例を次に示します。
- pddblsコマンドの実行結果の例
(2) データベースの状態解析
pddbstコマンドでは,RDエリアの格納状態を物理的および論理的に解析できます。インナレプリカ機能を使用しているRDエリアを解析した場合には,オリジナルRDエリア名,解析対象RDエリアの世代番号,インナレプリカグループ内のレプリカRDエリア数が表示されます。pddbstコマンドは,HiRDB管理者が,HiRDBの稼働中に実行します。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構成している場合,システムマネジャがあるサーバマシンで実行します。pddbstコマンドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
- pddbstコマンドの実行例
pddbst -r RD01 -q 1
レプリカRDエリアRD01_GN1の状態を表示します。表示結果の例を次に示します。
- pddbstコマンドの実行結果の例(RDエリア物理的解析結果の例)