Hitachi

インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 10


1.4.5 レプリカを利用したデータベースの回復

オンライン業務で使用しているデータベースのレプリカを作成しておくと,レプリカ側で取得したバックアップファイルを使って,マスタ側を回復できます。レプリカを利用したデータベースの回復を次の図に示します。

図1‒10 レプリカを利用したデータベースの回復

[図データ]

前述の図に示すように,オンライン業務の運用中に,レプリカを使って障害回復時に使用するバックアップファイルを作成できます。更新WAITモードを使用することで,オンライン業務を停止しないで,トランザクションの整合性がとれたバックアップを取得できます。